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・ダンジョン
数十年前に突如として現れた。なぜ出現したのか、何が原因で起こったのか、その原理は?その全てが現代でも解明されていない。
分かっていることはダンジョンの構造は
中には生物学的にありえない生物”モンスター”や効力の原理が一切不明の”アイテム”が存在している。
しかも採集されたアイテムや討伐されたモンスターは時間が経てば、
ダンジョンの内部構造は巨大な立方体が何個も下に繋がっているような構造で、一番上の立方体から上層・中層・下層・深層となっていて、
各立方体には崖や谷などの高低差も存在する。
人間を超えた人は更にその下”深淵”に行き、生きて帰ってこれるらしい。
立方体間を移動するには
それぞれの階層(立方体)には特定の環境が広がっている。
ケーブゾーン・・・洞窟のような閉鎖空間で、光などはほとんど無く、移動にも細心の注意が必要。
川や滝などがあることが確認されている。
威力の強い攻撃をしてしまうと、崩落の危険性もある。
フォレストゾーン・・・森のように木が沢山生い茂っているのが特徴。
太陽光のような光を放つ苔が天井に自生しており、常に明るく暗くなることはない。
モンスターなどが群れで暮らすケースが多い。
シティーゾーン・・・石レンガで出来た建造物が多数存在する特異な階層。
人がいたような形跡などは無く、あくまでダンジョンの生成物とされている。
モンスターなどは少なく、アイテムなどが多く発掘されている。
フラットゾーン・・・何も無いただの平野や浅瀬等が広がっている階層。
アイテムやモンスターが出ない代わりに、階層ボスが必ずスポーンする。
フラットゾーンはボスが倒されると消滅し、別の環境が生成される。
一番謎が深い階層。
アンダーゾーン・・・常時薄暗く、フォレストゾーンには及ばないが、植物が自生している。
死霊系のモンスターがスポーンし、ポーション等のアイテムを得やすい階層。
あくまでこれらは一例に過ぎず、新たなゾーンが増えることがある。
”階層ボス”と言われるその階層の支配者たるモンスターがいる階層が存在する場合がある。
階層ボスは基本的に階層内の一部に留まることなく移動をしているが、階層間を移動する際の階段の前に常にいることもある。
階層ボスとボス個体は似て非なる存在。
(ボス個体はあくまで普通のモンスターがリーダーのような役割になっているが、階層ボスは完全に格が違う)
イレギュラーなモンスターが出現する時もあるかも。
・スキル
ダンジョンが出現すると同時に全人類に付与された特殊な能力。今では生まれた瞬間にスキルを授かる。
スキルを
スキルには2つの種類・発動条件が存在する。
最初に種類から。1つ目は「ユニークスキル」もしくは「ネームドスキル」と、2つ目は「ノーマルスキル」と一般的に呼ばれている。
ユニークスキルはスキル保持者しか持たない
ユニークスキルは必ず1つ獲得出来る。
ユニークスキルには名称のような物が存在し、ノーマルスキルと見分ける指標になっている。
(例えば力が倍増するスキルを、「グレード・アップ」とか)
ただスキルの効力だけ見ると、ほとんどノーマルスキルと変わらないがユニークスキルとなっている場合もある。
(先程の例えを使うなら、「グレード・アップ」って結局「身体強化」スキルだよねとか)
ノーマルスキルは
ユニークスキルのように強力ではないが、使い方しだいでユニークスキルを上回ることもあり得る。
次に発動条件。1つ目がダンジョン内で発動が可能な「任意発動」。
2つ目にダンジョンとか関係なく発動する「常時発動」の2種類がある。
1つ目の任意発動とは、
スキルの大半はこれであり、この条件によってスキルでやりたい放題なんて事はなくなった。
スキルによっては予備動作を必要とするものも存在する。
2つ目の常時発動とは、
例えば身体に明らかな影響を与えているスキルなどにこのケースは多い。
しかし
これらの発動条件は同じスキルを持っていたとしても、
(同じ身体強化スキルを持っていたとしても、ある人は任意発動、ある人は常時発動なんてこともある)
しかし最近ではスキルに人類の体が慣れてきているからなのか、任意発動であっても1割程度の力を地上で使える人も出てきているらしい。
これに追加して、エンドは
・ダンジョン協会
日本のダンジョンに関する全ての情報・アイテム・探求者を管理する国直属の組織。
ダンジョンから出てくるアイテムを市場に流したり、探求者ライセンスを発行したり、ダンジョンに何かがあったら協会員が調査を行ったりしている。
あくまで探求者とダンジョン協会員は違う。
最近はダンジョン内で殺人事件が多発していて、ダンジョン協会の信用は下がってきている。(エンド許さねえぞ)
それのせいか、エンドの存在はほとんど世間に流れていない。(違法探求者の情報は外に出ている)
Skill
・身体強化(任意発動・常時発動)
脚力や腕力を上昇させるスキル。ただし上昇される程度は元の筋肉量に反比例する。
(例えば日頃から筋肉マッチョだったらあまりスキルの恩恵を受けないが、ガリガリの人は恩恵受けまくり)
(ガリガリの人はガリガリの人でやばい。)
・探知(任意発動)
何かを探知するためのスキル。このスキルは今現在任意発動しか確認されていない。
探す対象は人によって異なる。人に特化した人型なのか。アイテムに特化したアイテム型か。モンスターに特化したモンスター型か。
はたまた全てを探知できる汎用型なのか。
(2話登場のユイカは全てを探知できる汎用型)
・ハウリング(任意発動)
雄叫びを上げることで仲間を呼んだり、相手を行動不能にさせるスキル。予備動作が必要なので任意発動。
予備動作とは「息を大きく吸い、雄叫びを上げる」。これが出来ないとスキルは発動しない。
主に狼型のモンスターが使うが、人間も所持していれば使用可能。
ザ・ダンジョン〜最強違法探求者は正探求者を目指す〜 AKA @AKA_2312
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