応援コメント

51:本稿を読み終えた方への警告(2)」への応援コメント

  • 完結お疲れ様でした!
    何と、最後は本人が、眷属化してしまいましたか!?
    しばらくカタツムリが怖くなりそうです。(そういえば、カタツムリ、最近見かけることが減りましたが……)

    ミステリーとホラーと民俗学が入り混じった、超大作!
    そのおどろおどろしい雰囲気を引き立てる硬派な筆致が見事です!
    改めて引き出しの多さに感心しております!

    作者からの返信

    最後までお読み頂き、ありがとうございました!
    調べてみると巷には古今に色々な動物の怪異の伝説があったりするのですが、自分なりに物語のテーマに結び付く生き物で化け物を作って登場人物を殺させよう……とあれこれ思案した結果、泥の死の怪異(カタツムリ)が誕生していました。しかしたしかに近頃、私の身の周りでもあまり見掛けなくなった印象があります(汗)。
    いつか文芸系を意識しつつ、こういう民俗学ネタのミステリーのようなホラーのようなオカルト小説を書きたいと思っていたので、ようやく実現できて嬉しく思っています。
    素敵なレビューもありがとうございました!

  • ラスト! 仕掛けまであって面白かったです!!
    ホラーでしたねー
    こんなにも『う』が怖いとは笑
    動機もなるほどと思いました。
    でも怪異の人を襲う理由が切なくて、少しつらかったです。まあミステリーなので当たり前なのですが。
    悲しきモンスターみたいな感じですかね。私が特に人以外のものが可哀想だと弱い体質みたいです。動物とか。(人はいいのか。しかも私も動物を可哀想な目に合わせたことは全然ある)
    やっぱり勝手に嫉妬して殺してはダメですよね! 今、映画を見終わったような感じで感想が溢れていてすみません。

    でも、、こんな理由でみたいなことで人の恨みを買ったりあるかもしれませんね。。
    いろいろ考えさせられることが多かったです。
    硬質な文章で綴られた、超大作ホラーミステリでした。
    民俗学やオカルトなどの知識が豊富でさすがの内容でした。満足感がすごかったです。

    作者からの返信

    最後までお読み頂き、ありがとうございました!
    田舎と都会とか、貧困層と富裕層とか、高齢世代と若年世代とか、今の世の中って色々な面で分断がどんどん深まっている時代だと思うんですよね。
    そういう中で、本来ならみんなで幸福になる方法を模索すべきなのですが、頑張ってもその道筋がなかなか見えない状況にあると、人間の願望って不平等感を是正するために逆に「全員一緒に地獄へ堕ちてくれ」というふうになってしまうかもしれない……
    といったようなことをモヤモヤ考えながら書いたお話でした。
    泥の死の怪異は、そうした負の感情(憎悪)の具現化なのかなと。
    お気に召して頂けたなら嬉しいです!

    編集済
  • 誤字というかタイプミスかと思ったら、最後まさかの(笑)

    思わぬところで嫉妬されたり敵を作っていたりなんてことは確かにごく普通にあって、怖ろしいことではありますね。

    18万字という超大作でしたが、読みやすい文章で最後までスラスラ読めました。浅葉が怪異に追い詰められていくシーンは緊迫感があって、流石の描写力と感じました。毎日仕事終わりに読むのが習慣になっていたので、終わってしまったのが少し寂しくもあります。

    完結お疲れ様でした!!
    次回作の構想もあるようなので、そちらも楽しみにしております!

    作者からの返信

    最後までお読み頂き、ありがとうございました!
    ホントに想像もしないことで、相手の不興を買ったりしているのはけっこうあるものなので。読書が好きだとか、どんな本を読むかとか、趣味の話をするのも慎重にならざるを得ない場面もあるんですよね。どこに地雷があるかわからなかったりしますから(汗)。
    ぎりぎりのアクションシーンを書くのは久々だったんですが、色々と場面をイメージしつつの執筆は楽しかったです。