第2話 厨二病と貧乏人とバカ

学校を守る??どういうことだ?しかも、君たちって、俺以外にもいるってことか?疑問点しかない。説明が遅れたが喋っているのは仮面を被った人間だ。ちなみに仮面は、俺から見て右目にあたる部分が丸で中が白い、左目にあたる部分は四角で塗りつぶされている。口にあたる部分が三角形になっている。

「まぁー、1ヶ月前まで小学生だった君たちには、すぐに理解しろって言っても無理な話だけどぉ…」

何を理解すんだよ。さっぱり分からん。

「とりま、自己紹介からかな!私の名前は、

流川彗だよ。まぁ、『彗さん』とでも呼んでねー!18歳でーす!」

流川…か…。どこかで聞いたことあるような、ないような…。

「じゃあ、誰からにしようかなぁ…?」

俺以外に何人いるんだろう…。辺りを見回してみても誰もいない…、訳ではなかった。なんか、マーク?みたいのが浮かんでいる。俺以外に2つあるということは3人か…。

1つは、円の中に花のマークがある。んで、その花の中にも円が描かれている。

もう1つは、円の中に立方体があり、その周りに音符が浮かんでいる。

なんなんだ?俺のマークは見えない。

「あぁっ、と!言い忘れてた。今この場には私を含め4人いるよ。このメンバーで今後活動していくからよろ!そんで、じゃ、君から。」

え、俺?だよな、指、指されてるし。

「えっ、あっ、お、俺の名前は如月蓮です。」

「…終わり?なんかないのー?趣味とか…。」

「趣味ですか、アニメを見たり、漫画読んだりすることですかね。」

「おぅおぅ、厨二病かぁ。はい次、君。」

俺の隣のマークに指を指した。

「わ、私は立花円です。趣味は…特にないです。貧乏なので。」

「えぇー?そんな風に見えないけどなぁ、はい最後、君。」

「氷室音御。趣味って何?」

「そっからかぁー?!まぁ、いい。これからよろしくぅー!」

あぁーー!わかった、マークの意味!名前に関係してるんだ。なるほど。って、分かったとこでなんになんだよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

stationery‐fight @monnme

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る