主人公である侯爵令嬢・セシリーは、目の前で行われている逆ハーレムの光景を見ながら思い出す。
これは、前世で読んだ婚約破棄ものの小説だと。
しかも、自分はモブであり、自分の兄は逆ハーレムの一員で……。
このまま進めば、最終的に兄は廃嫡。
廃嫡されれば、自分に大きな火の粉がふってくるのは確実。
それに、どうしても兄に廃嫡されたら困る事情があった。
さあ、彼女はどうやって、この状況を脱するのか。
短いながらも、綺麗にまとまった作品です。
セシリーの協力者や、抜け出す方法。
少し間違えたら、大変なことになる中
彼女はどう脱するのでしょうか。
是非、読んでほしい作品です。