「シリウス」を中心に

三流の書き手ならダラダラと書きたくなる素材集めの描写をスパッと割り切っているのが好印象。
人によっては物足りなく感じるだろうが、物語の主軸が冒険譚ではなく日常劇なのだという主張を強く感じた。