藍色人魚
痛みは無いが薬を飲んだ瞬間、体の中身がボコボコと動いて形が変容していっているのを感じた。
『多分、もう人魚になれたのよね?』
時間帯が深夜であるせいで海がただの黒い水の塊になってしまい、奥の方は覗けなくなっている。
だが、感覚が人魚に切り替わっているのか左右に分かれていたはずの足でバタ足をすることはできず、代わりに悠々とヒレを動かして大きく水をかくことができた。
おかしな話だが、数分前までできていたはずの足を動かすという感覚が全く分からなくなって、その埋め合わせをするように基礎的な人魚の泳ぎ方が脳内へインプットされていたのだ。
アニメや漫画では人間が怪異になる時、酷い苦痛を負うことが多い。
だが、実際には特に痛い思いも苦しい思いもせずにアッサリと変化できてしまったので、夏希は拍子抜けしていた。
ちなみに、この変化時の無痛こそが国から品質を認められた薬の最大の特徴である。
安物で、特に国から許諾等を受けていない者が作った薬でも、一定の調合方法をわきまえて作られていれば人魚への変化は行える。
しかし、その場合は周囲に内臓を全て吐きだしてしまいたくなるほどの吐き気と気絶寸前の痛みを覚えることになってしまう。
加えて、変化後の姿にも人間だった頃の名残が残ってしまい、見た目と性能に大きな問題を生じさせることすらあった。
夏希の『痛くないよりいいけど不思議だな~』という、のほほんとした感想は実は贅沢者の感想であり、フカヒレがケチらずにキチンとした薬を購入してくれたことによる賜物だった。
何はともあれ、人魚になれた夏希は上機嫌だ。
『どうせなら、驚かせちゃいたいな。フカヒレさん、まだ私の変化に気がついていないし』
チラリとフカヒレの様子を確認する。
プロポーズをされたら返事をして、それから指輪をはめたり、相手を振って去ったりするのが一般的だろう。
どんな道を選ぶにせよ、まずは夏希が返事をくれるのが最初だろうとフカヒレは考えていた。
まさか、愛は言葉より態度で示すとばかりに、既に薬を飲み込んでしまっているとは考えてもいなかったのだ。
そのため彼は俯いたままで拳を握り締めて体を固くし、判決を言い渡される被告のような緊張感を漂わせて夏希の返事を待っていた。
当然、静かに変形した夏希の下半身には気がついていない。
夏希はニンマリと悪い笑みを浮かべると「フカヒレさん」と、明るく彼の名前を呼んだ。
答えをきくのは恐ろしいが、流石に俯いたままで返事を受け取るわけにはいかない。
ビクッと肩を震わせたフカヒレが握り締めた拳に更に力を込めて、ゆっくりと前を向く。
夏希はそんな彼に飛びつくようにして抱きつき、グッと後ろへ押し倒した。
そうして二人で水中に沈み込むと、そのまま夏希はグンと尾ひれで水をかいて海の奥深くに進んでいく。
『水があんまり冷たくない! それに、息ができる! 目も開けられる! ハッキリと見える水中ってこんなに綺麗だったんだ! 歩くよりも自由に動き回れる! 楽しい!!』
人魚として初めて潜った水中に心が躍り、つい、想定よりも深い場所へと進んで行ってしまう。
夏希は慌ててはしゃぐ心を静めるとフカヒレの両手に恋人つなぎをし、ふんわりとその場で浮かんで静止した。
押し倒された時から開いていたフカヒレの大きな瞳が夏希の姿をシッカリ捉える。
それから、パァッと表情が明るくした。
「夏希ちゃん! 飲んでくれたの!? 俺、全然気がつかなかった!」
「そうだと思った。だって、ずっと俯いているんだもの。じっと私のことを見ててくれても良かったのよ」
茶化すように口元を歪めれば、非難されているのだと勘違いしたフカヒレが、バツが悪そうに頭を掻いて目を逸らした。
「ごめんね、あんまり自信が無くて、怖かったから。でも、本当に良かったの? もう、人としての生は送れないんだよ?」
「いいのよ。そもそも人間としての自分に執着がなかったんだから。それよりも、折角だから人魚になった私を見て。人魚の尾っぽ、似合う?」
悪戯っぽく唇で弧を描く夏希が両手を放し、見やすいようにフカヒレから少し距離をとる。
上半身については、元は柔らかく小さかった手が少し大きくなって水かきがつき、鋭く分厚い爪がついた程度の変化しか無いが、下半身においては劇的だ。
肉付きの良かった真っ白い脚が消え、代わりにワンピースの裾から大きく立派な魚の下半身が覗いている。
ギラギラと輝く鱗は暗い夜の海の色と光の屈折の関係で藍色にも映り、時折、虹色の光沢を見せる。
尾ひれも同様で揺れると七色に輝いた。
彼女もフカヒレと同じ、藍色の魚部分を持つ人魚だった。
「美、美少女人魚だ!」
夏希を上から下まで観察したフカヒレが大興奮で叫ぶ。
思わず苦笑いになって、
「もう大人だから少女じゃないけれどね」
と呆れる夏希だが、フカヒレの方は、
「でも、美人さんだよ! 太くて大きな魚部分は皆の憧れなんだ! 鱗も艶々だし、光の加減で七色に光ってるし! 水越しに聞こえる声も可愛すぎる! どうしよう! 夏希ちゃんが泳ぎ回ってお喋りしたら、皆の注目が夏希ちゃんに集まっちゃうくらいだよ!!」
と捲し立てている。
「そ、そんなになの?」
フカヒレの圧に押され、ドン引きぎみの夏希が問いかければフカヒレがコクコクと凄まじい勢いで頷いた。
「ちなみに俺も、魚部分は凄く褒められるんだよ。皆の憧れの魚部分!」
「た、確かに、なんか惹かれちゃうわ。人間の時に得ていたトキメキに混ざって、新感覚のドキドキとエッチさを感じる……! もしかして、感覚が人魚になっているのかしら」
ドヤ顔でフカヒレが見せびらかす魚部分に釘づけになり、頬を真っ赤にした夏希が熱い吐息を漏らす。
すると、フカヒレが「えへへ」と照れ笑いを浮かべた。
「夏希ちゃん、たくさんおしゃべりをしよう。俺、夏希ちゃんの声が好きなんだ。それで、水中で聞こえる声が特に大好きだから、ずっと聞いていたい。それに、海の底だって泳ごう。いろんな楽しい場所を知ってるんだ! きっと美しい自然が好きな夏希ちゃんは気に入ってくれると思うよ」
マシンガンのようにガーッと出される言葉には、フカヒレがこれまで溜め込んでいて、けれど決して口にはできなかった要望がギュッと詰め込まれている。
荒い鼻息に輝く瞳がかわいくて、夏希はクスクスと笑った。
「うん。フカヒレさんのお家にも連れて行ってね。前にもたくさん人魚の里の話聞いたけどさ、今度は社会常識的な事も教えて欲しいな。早く人魚として馴染みたいから」
夏希もフカヒレと同じで、やりたい事、やってみたい事などは溢れてしまうほど大量にある。
一緒に食用怪魚の照り焼きやお刺身を食べてみたいだとか、里を見て回ってショッピングをしてみたいだとか話して夢を膨らませた。
ちなみに、まだ細かい取り決めは行っていないが、人魚の里に着いたら二人はフカヒレのアパートで同棲を開始する予定であり、夏希の就職後には家賃を折半するなどして協力しながら生活していくつもりだ。
ぽっと出の元人間な人魚が就職できるか不安がっていた夏希だが、フカヒレ曰く、元人間の知識を利用して新しい味付けの料理や人間風の衣服などを作りたがる会社は少なくないらしい。
人間社会と同様に人魚社会も日々進化を続けており、情報も最新の物であればあるほどいいため、夏希のような流行などに聡そうな若者は引く手あまたのだとか。
また、人間社会で言うところのコンビニバイトのような仕事もあるため、最悪の場合でもパート、アルバイトにすらつけないことは無いという。
金銭的な負荷や生活における不和はラブラブなカップルの最大の敵であるため、人魚社会でキチンと働いている元人間の話を聞くと夏希はホッと安堵のため息を吐いた。
フカヒレなんかはその辺りについてかなり楽観的であるため、
「夏希ちゃんは真面目だなぁ」
と、微笑ましく彼女を眺めている。
夏希の方としては、適当だなぁ、と少し呆れてしまったのだが、彼の穏やかさと当然のように自分の生活の面倒を見ようとしてくれていた危なっかしい優しさが愛おしかった。
「色々楽しみだけど、やっぱり、私の一番の楽しみはフカヒレさんとずっと一緒にいられることかも! 離れなきゃいけない時間が少ないのって嬉しいわ」
会えない時間が相手への愛情を育てるというが、そんなものは同棲生活を送っていても生まれてしまう仕事中や外出中の数時間で十分である。
別に四六時中くっついていなきゃいけないわけではないが、少なくとも夏希は愛しい人間が存在する空間で読書をしたり、何らかの作業をしたりすることが好きだった。
そのため、フカヒレとの時間が増えるのが嬉しくてはしゃいだ。
「フカヒレさんは、何が一番楽しみ?」
夏希の問いにフカヒレがピタリと固まる。
それから、う~んと首を傾げ始めた。
「俺は、夏希ちゃんが人魚になってくれたのが一番うれしかったからなぁ。だって、人魚になったら……そうだ! 楽しみなことあった! 夏希ちゃん、楽しみだったことしてもいい?」
「いいけど」
フカヒレは困惑がちな夏希の返事を聞くや否や彼女の体を抱き締めると、尾ひれを大きく動かして深海の方へ進んだ。
そして、勢いをつけてギュッと彼女の体を抱き締め、自分の魚部分をグルグルと彼女の魚部分に絡ませる。
これまでも夏希をギュッと抱きしめることの少なくなかったフカヒレだが、実は彼はどんなに寂しくなってもガラス細工を扱うような感覚で夏希に触れていた。
子供がテディベアを渾身の力で抱き締めるが如く、フカヒレだってさほど神経を使わずに夏希と思いっきり触れ合ってみたかった。
『フカヒレさん、楽しそうでかわいいな……あれ?』
何故かは分からない。
理屈は全くもって分からないのだが、何故かフカヒレの鱗が自分の鱗に触れ、ギュッと重なった瞬間、心臓がドクンと跳ねて全身がカッと熱くなった。
ギリギリと力を込められれば心臓の奥がキュンキュンと軋んで身もだえをしそうになる。
全身を蝕むのは、そういう熱だ。
「フカヒレさん! 待って、フカヒレさん!」
慌ててフカヒレの両肩を押しのけ、激しい愛情表現から逃れようともがく夏希だったが、彼の方が人魚として生きてきた月日も長く力だって強いので、器用に絡みつかれるとまともに尾を動かすことすらできなくなる。
ヘタに動けばジリッと自分の鱗を相手の鱗で削る羽目になり、自爆してしまう。
人魚になったばかりの夏希はよく分からない感覚に翻弄されてボロボロと涙を溢した。
「フ、フカヒレさん! 何故だか分からないけど、凄く恥ずかしいわ、フカヒレさん!」
ワタワタと余裕なく騒ぐ夏希だが、ホクホクとして嬉しそうな表情を浮かべるフカヒレは余裕の態度であり、
「だから言ったでしょ、付き合いたての子にしたらビックリされるって。今なら分かってくれる?」
と、微笑んで、抱え込んだ夏希の頭にキスを落とした。
同時にゴリゴリと魚部分の絡みをきつくしているのが悪質である。
人の目には何をしているのか全く何も分からないだろう。
魚と魚が尾を擦り合っている姿を見ても、鱗が剥がれちゃいそうとか、身がプリプリで美味しそうという感想くらいしかわかないのが普通だ。
だが、人魚目線で行くとR―15+は固い行動をとっていた。
もう一押しでR―18である。
まあ、人目線では本当に何が起きているのかよく分からないし、夏希ですら自分の状態をロクに理解できていないが。
「分かった。分かったから、少し離れて!」
とにかくいったん休憩したい。
心を落ち着かせたい。
恥ずかしくて死にそうだから止めてくれと懇願する夏希だったが、フカヒレは嫌だと首を横に振った。
「もう! フカヒレさんの我儘!」
照れの感情に怒りを織り交ぜた夏希が涙の浮かぶ目尻をキッと吊り上げる。
だが、フカヒレはどこ吹く風でツンと夏希の文句を無視する。
「だって、ようやく念願がかなって凄く嬉しいんだもの。夏希ちゃんは、そんなに俺とくっつくのが嫌?」
ニコニコと細められていた瞳に寂しさが宿り、しょぼんと問いかけられると夏希の中にあった怒りもしぼんで、なんだか申訳ない気分になってくる。
それに、別に嫌ではない。
ただただ恥ずかしいだけだ。
「嫌、じゃないけど……照れちゃう」
素直に本音を吐露して真っ赤な顔を両手で隠した。
その照れ顔と震え声があまりに愛らしかったのだろう。
フカヒレは無言で拘束を強めた。
「フカヒレさん! あんまり強くしないで、フカヒレさん! ねえ、意地悪しないでよ、フカヒレさん!」
赤くなって騒ぐ夏希にフカヒレは何も答えない。
代わりに愛情表現だけは激しくしていく。
数分後、夏希は大人しくなった。
「フカヒレさん、人魚が真っ暗な海の奥で二人きりの時しか噛まないっていったのに……スケベさん」
魚部分の一番硬いところを控えめな力で噛まれた夏希が、すっかり腰を抜かしてフカヒレにへばり付いている。
舌も少し前までビリビリとしていてロクに動かせないくらいだったのを、何とか回復させて使っていた。
「フカヒレさん、力が入らないから、このまま里まで送ってって」
フカヒレの胸元に抱き着き、シッカリと背中に腕を回せば彼がフニフニと夏希の頬をつつく。
「夏希ちゃん、もう泳げるのに甘えんぼうだ」
「フカヒレさんのせいでしょう! もう! でも、相変わらず温かいフカヒレさんのモッチリお肌、好き。フカヒレさんに運んでもらうのも大好き」
フカヒレの揶揄い口調にムッと顔を上げた夏希だが、すっかり彼女は甘えモードに入っており、ふふふと微笑みながら彼の胸板に頬を擦りつけてゴロゴロと喉を鳴らしている。
フカヒレは人魚猫だ~と適当な事を言い、耳の付け根をかくように撫でて顎をくすぐった。
「人魚猫? 特殊ね、フカヒレさん。ねえ、フカヒレさん、私ね、もしも人魚の秘薬がなかったら、たくさんお金を稼いで巨大な水槽を買おうと思ってたの。窮屈な思いをさせちゃうかもしれないけど、でも、一日中いっしょにいたかったから。でも、こっちの方が幸せよ」
「俺もだよ。夏希ちゃんが人魚になってくれて、愛してるって言ってくれたから、凄く幸せを感じたんだ。少し遅れたけど、えっと……俺も愛してるよ、夏希ちゃん。一緒に幸せになろうね」
フカヒレが腕の中にいる夏希にキスを落とす。
夏希は顔を真っ赤にして悶え、とれたての魚のようにピチピチと暴れながらフカヒレに運ばれていった。
この日から十数日後、人間の世界で一人の女性の捜索願が出された。
女性の失踪に初めに気がついたのは、彼女のバイト先であるカラオケ店の店員だ。
いつも真面目に出勤していて無断欠席というものを行わなかった女性が何日も仕事に来なくなり、違和感を覚えた同じ時間帯で働く店員が店長に問い合わせたのが事の発端である。
このカラオケ店が女性の両親へ問い合わせ等を行ったことから話が大きくなり、彼女の失踪が発覚した。
捜索願が出されてから女性の家族や関係者、警察が必死で捜索を行ったが、どんなに探しても彼女は見つからない。
結局、彼女が最後に向かったのが深夜の海であり、人気の少ない岩場から彼女の荷物が、海には無人のビニールボートがあったことから、彼女は自殺をしたのだろうと結論付けられた。
娘の年齢が上がるにつれて会話も減り、かかわりも少なくなっていた彼女の両親だが、彼らは娘を深く愛して大切に思っていた。
そのため急な自殺に心を痛め、失意にくれていた。
そんな二人の元に、ある日、一通の手紙が届いた。
差出人は坂本夏希。
二人の娘の名前であり、筆跡も彼女の物と瓜二つだった。
差出人の住所は書かれておらず、消印はあるが切手には見たことも無いような恐ろしい怪魚が描かれている。
娘の好きそうなデザインの怪魚で、不覚にも夫婦そろって噴き出した。
これまでもいくつかイタズラの手紙を受け取っていた夫婦だが、今回は本物であるように感じる。
妻が震える指で封を開けると、中には写真が一枚と手紙が一通入っていた。
「何の連絡もなく突然に消えてしまい、申し訳ありません。心から愛しいと思える男性を見つけたので、彼との道を選ぶことにしました。そのため、二度と家には帰れません。ですが、後悔はしていません。親不孝者となってしまいましたが、どうかお許しください。今まで育てていただき、誠にありがとうございました。私は幸せに生きていますから、二人もどうか、幸せで健やかな日々をお過ごしください」
淡々とした書き方が、かえって娘を思わせる。
真剣な話になった時、いっそ冷たいともとれるような硬い話し方をしてしまうのが二人の娘で、睨んでる? と問われてしまうような怖い表情をしてしまう女性だった。
また、綺麗に印刷された写真には二人の美しい人魚が映っている。
一人は柔らかな笑顔の好青年で、もう一人は彼の温かい笑顔に見惚れながら幸せに微笑む二人の娘だ。
にわかには信じ難い、手の込んだ嫌がらせとも受け取れる写真と手紙だが、夫婦は何故か、その内容を疑う気にはなれなかった。
「変わった子だったからね」
「そうだね。でも、幸せそうで良かった」
「そうね。それなら、孝行者だね」
夫婦はポツリと話して涙ぐみながら手紙を封筒に戻し、写真を寝室に飾った。
大きな歯型をつけ合って魚部分をシャラシャラと揺れるアクセサリーで飾った藍色人魚が二人。
彼らは今日も手を繋ぎ、ゆっくりと深海を散歩している。
藍色人魚 宙色紅葉(そらいろもみじ) 毎日投稿中 @SorairoMomiji
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