第3話 ああ、見つかってしまった

こんばんは。PRIZMです。

ただいま12/16(月)の夜です。

都内も随分と朝晩冷え込むようになってきました。でも着込むのは苦手です。


この夏の酷暑を思い出すと、秋という時間が本当にあっという間過ぎて、無かったような気がしています。日々38度という暑さから10度以下の寒さヘ急転直下。

身体を壊す可能性もいつもより高くなります。身体が付いていけないんですね。気持ちも付いていかない。寒くなってから夏の疲れが出ますし、冬の過ごし方が春の身体の調子に現われます。


占星術で見ていくと、衣食住、身体、感情は「月」の担当です。月は蟹座の支配星です。水の星座(サイン)です。


月は占星術では「過去」を表すので、私たちの過去のことが記録され保存されているということになります。


この月が元気が無い状態ですと、未来への開発ということ自体に興味が持てなくなります。どうして頑張れないんだろうっていう状態の時、自分の「月」がお疲れ気味なのかもしれません。今年はお疲れ方が多そうです。


星座関係無く、月の疲れは一大事。身体が元気じゃないと、結局やる気も出なくなってしまうことが少なくありません。時々は月のチャージを考えましょう。占星術を知らなくても出来る方法があります。それは自分の好みのもの(食事、物品、行動など)をあらためて日常に持ち込むこと。眠るのが好きな人はやっぱり眠ろう、っていうことです。より心地よく眠るための準備をしてみましょう。パジャマや枕の素材、匂い、お休み前のお手入れや静かにもの想う時間の用意、など。

正しいか間違いか、というのはありません。なので、自分の好み、感覚を思い出してください。疲れている時ほど無視しない方がいいのです。


明日の活力のベースは、毎日の生活の中にあるってことでもあります。毎日じゃなくても、休日の前日や当日とか、出来る範囲で出来ることを、どうぞ自分のためにやってみてください。

疲れすぎてしまったっていう場合には、今すぐ未来のことへと向うタイミングじゃ無いんだなということで、それまでの何かから外れてゆっくりとチャージしていくというシーズンを過ごすのがいいでしょう。それは間違ってなどいないのです。チャージに1ヶ月なのか半年なのか、数年なのか、人それぞれ状況や状態によっても違います。その間に、少し動けるようになってきた折には、ほんの少しずつ規則的な動きを入れていくことで回復しやすいでしょう。同じ時間に同じことを行動する、という感じです。起きる、食べる、窓開ける、散歩する、みたいなことからです。


そもそも占星術で、自分の生れた瞬間の出生図というのを出しますが、それはその10個の天体が描かれている図そのままが自分の中に内包されているという意味になります。出生図(ホロスコープ)という図は、外側に見ることになるのですが、それは自分の内側に実は内包されている図だということなのです。


10個の天体が自分の中に本当は存在していて、そして生きているのだということ。そんなことを占星術を真剣に勉強していくことが無くても知っていけるような、新しい伝え方を模索していました。結構長い間です。


そこで生れたのがカクヨムさんで初めて書いて初めて公開させていただいた「七色書房シリーズ」なんです。


占星術でいうところの10個の天体とは、月、水星、金星、太陽(地球)、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。

これらの天体を外側に見ると、その名前から考えついてしまうのは、大空に存在している実際の天文的な天体たちですね。

自分から離れた所、空の向こうのあちら側にあります。出生図に示されている10天体は、その天体そのものではありません。


占星術では、10個の天体のそれぞれには象徴とか働きとか、そういうものがあります。月が過去だったり感情や身体だったりするようにです。例えば、水星は知性や神経、仕事や学業というのが担当です。


それらが12の星座のどこかに位置していて、それは自分の中の自覚されていないままの可能性というところから始まります。

12の星座(サイン)の特徴と天体の行動欲求や象徴と結び付いて、その人の特徴が発生することになります。何時何分に何処で生れたよ、ということがわかれば12の区画であるハウスというものも決定しますので、さらに情報は増えることになります。


昨日今日と、コメントやレビューを書いてくださった方とのやり取りの中で、他のところでの活動を早々に発見していただいて驚いております。やり取りの中でのことをちょっと思い出したりして、占星術からのことをほんの少しですがここに書きました。



太陽は未来。まだここに無いものへと向う意思。目標、目的、目的意識。人生を創造する力。それは開発していくものであり、あれやこれやと工夫していくもの。12星座のどこかに自分の太陽が存在しているが、伸びゆく可能性をそこから見ていく。父、ボス的存在、夫、広くは男性一般。


月は過去。すでに起きたことが保存されている倉庫。身体、感情、衣食住。母、妻、0~7歳までの子供時代。広くは女性一般。月は身近な女性から吸収し真似ていくことになる。人格の基礎となる。無意識、無自覚に繰り返すその人の反応のパターン。元気が無いときにはその月の星座の意味や象徴を参考にチャージすることで元気を取り戻せる。



あくまでも占星術からのお話です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

セラピーとしての占いをする者の日常から PRIZM @prism13

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ