第7話への応援コメント
この子は、ふだんから褒められることが少なかったのでしょうか?
お手伝いしたら褒められる、とかの経験はナシ?
作者からの返信
コメントありがとうございます♪
他に褒められる事は少なかったと思います。お手伝いが充分にできるようになる前に、最初に劣等感が生まれて、それを解消するのに本当に早くから絵を選んでしまいました。
例えばお風呂洗のお手伝いなどしても、それは「言われてやった」と言う感覚(考えではなくて)が先行します。
それと比べると自主的に、また創意工夫を凝らして行った絵を書く行為の方が、褒められた時の報酬として刺激が強いのだと考えます。キーワードは「自主性」かと思っています。
この辺りは自分の幼少期の経験と、実際に福祉施設で働いた時の経験から来るものですので学説的に必ずしも正しいとはいえないかも知れません。
お読み頂いてありがとうございます✨️
第23話への応援コメント
梟、というワードがなんとなく気になって読み始めました。少しずつ深い海、海溝の奥へ潜り続け水圧で苦しくなるような、独白がとても癖になり、続きが気になって毎日通わせていただきました。
梟の絵が出てきたときの暗い解放感はとても胸にきました。彼女にとって自覚的に描きたいから描いた作品で、それを彫り続けようと試みていくところはドキドキしました。
しかし、ふとやめてしまった。承認欲求に手足を取られ、達成感を他人に委ねてしまったように思えました。
>人生経験の乏しい私ですので、すぐに出涸らしとなってしまうでしょう。でもいいのです、その前にひとつでも自分の納得が行く物を書けさえすれば
この言葉は後ろ向きで諦観を感じさせながらも、自分の納得が行く物、と表現に彼女の積み上げた時間と思いを感じます。
彼女の中の梟が生きているのだと、最後に感じ入りました。
ありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読み頂き本当にありがとうございます。
また素敵なレビューまで頂き感激です✨
作中、幾つか実話もございます。
読者感想画コンクール、それにテーマになった児童書もそうです。
その時は子供らしい無邪気な絵を描き、なんと一等を頂いたのです。
絵を描く事がとても好きでしたが、彼女程ストイックではありませんでした。
それがかえって幸いだったのかも、書きながら思った事です。
お付き合い頂きありがとうございました✨
第23話への応援コメント
完走、お疲れ様でした!
不穏な空気が通奏低音にあって、どう転がっていくのかとドキドキしながら読みましたが、もしかしたら読み方間違ってたのかもしれません。いや、間違ってないはず!!
普通に明るいエッセイに、あるいはしみじみとした感じに見せかけて書くことだってできたはずなのに、……梟だって森の賢者として扱うことだってできたはずなのに、そうしないことによって読ませる技術。そして肩透かしスレスレの(失敬!)顛末。してやられた、という気持でいっぱいですw
作者からの返信
ありがとうございます。
他でも言いましたが、元々別作品として何度か書きかけて。その時はストレートに、絵画に対する憧れ、苦痛、恨みが主題でしたがあまり上手く書けず。
毎日更新、文字数制限なし、リワード。この辺りがなかったら成立しなかったと思います。カクヨムのマスコットも丁度よく鳥でしたし。
いわゆる、幸せな偶然でした。
特に文字数制限なしで、短めにしたのが良かったかも知れません。
エピソード毎に焦点を絞れた気がしますし、くっつけて3,000文字位にすると重々しいですもんね笑
最後までお付き合い頂きありがとうございました✨
第23話への応援コメント
「何かに投稿しようとか、プロになるとか、そう言った考えはありませんでした。むしろ本気で挑んで駄目だった時に、私は私の全てを否定されると恐れたのです。」
ここが何となく梟に重なりました。
小鳥と梟のお話について深堀りするのは野暮だよなぁと思いながらも、そのモチーフが何を指しているのか考えざるを得ませんでした。
淡々と進んでいく話調は好みだし、芸術関連について疎い私も興味深く拝読できました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます。
読書感想絵の梟の童話、本当にあった話で時々探すんですが見つかりません。
当時はなんとも思ってなかったんですが、梟とは何だったんでしょうね。
梟を捕まえて、足に紐を括り、昼間枝に止まらせておくと小鳥が不思議がって集まりそれを狩るという猟(観賞用に?)が昔あったそうですけど、それがモチーフなんでしょうか。
ともかく、カクヨムのキャラの鳥、リワードとハマって上手く書けました。
最後までお付き合いありがとうございました♪