ジブリ映画に出てきそうな美しい日本の景色を背景に、
魅力的な美少女姉妹と、親切だったりちょっぴり怖かったりする妖たちと繰り広げられる、
田舎の夏を舞台にした恋愛小説です。
主人公の雅春(まさはる)は5年前に帰省した折、洪水に巻き込まれたものの一命をとりとめた。
しかし頭を打ったらしく、5年前の夏の記憶はおぼろげだ。
今年また帰省することになった雅春は、5年前、小学5年生だった自分が書いた夏休み日記を見つける。
そこに書かれていた内容をたどって、記憶を取り戻していくのだが――?
帰省すると待っているのは紅葉(もみじ)と青葉(あおば)という美少女姉妹。
5年前共に夏を過ごしたのは彼女二人のうちどちらだったのか?
そして雅春が記憶を失った真相は?
恋愛の行方も気になるけれど、妖たちの関わる謎からも目が離せません!
あなたも一緒に田舎の豊かな夏休みを体験しましょう!
まだ全体の三割程度の段階でのレビューです。
主人公である高校一年生の少年は五年前、水難事故に巻き込まれて、その時の記憶が断片的に欠けている状態。
そして彼は五年振りに訪れたその場所で、かすかに記憶のある姉妹二人に出会う。
そして、五年前に付けていた日記と、偶然同じような行動をとる中で、少しずつ記憶を掘り起こしていく。
しかし五年という歳月は決して短いはずもなく、そこに籠められる想いは五年前よりより明確で。
二人のの少女との触れ合いの中で、少しずつ記憶を取り戻し――最後にどういう光景があるのか。
女の子の魅力的な姿はさすがですし、田舎特有の雰囲気が鮮やかに描かれていて、とても雰囲気が素敵です。
この先がとても楽しみです。