第3話 レベルアップ頑張る!
筋トレと素振りを続けて数日が経ったある日の朝
「ようやく力とかのステータスが5まで上がったか」
・竜彦(ヒルモ)
・LEVEL1
・HP14/14
・MP5/5
・力5
・速5
・守5
・技5
・知5
・魔5
「バスターソードは力が10いるからまだ持てねーが、ロングソードなら持てるな
鎧は革の鎧が一式装備出来るから……これならコブリンやコボルト相手なら戦えるな。今日からレベル上げしていくぜ。
レベルが上がればステータスもある程度上がるしレベル10まで上がれば……よし行くか]
毎日ランニングを続けていたお陰で見つけたゴブリンやコボルトの出現場所にこっそり向かうのだった
歩き回って3体のゴブリンを見つけた竜彦は、木の上から1体の頭に狙いを定めて矢を放った
「ゴギュッン?!」
断末魔を上げて崩れ落ちるゴブリン。残り2体はいきなりの事に驚いて辺りを見回すしたが
竜彦の姿を見つける事は出来ずに2体とも頭を矢で射抜かれて倒された
「弓矢の扱いは一応習ってたけど、思ったより上手くいったな。レベルも2に上がったしな。
全てのステータスが1上がった時は驚いだぜ。
前の世界は、レベル10まではレベルが1上がる事に3ポイントが入ってそれぞれ気になる所に振り分けてたもんな」
時代は弓だ! ロングソードはどうしたかって? 勝ちゃあいいんだよ。命あっての事だからな!
「つう訳で、弓矢で隠れて撃ちまくるぞ! 前の世界で無限に矢が出てくる矢筒買っといて良かったぜー!
流石は俺! 射っくぞー!」(注)誤字ではありません
そして、夜になり焚き火に当たりながら
「何でレベル5から上がらねぇんだ。50体近く倒してんだぞ。ゴブリン、コボルトにオークやワーウルフ……おかしいぞ。
もしや、あの巫山戯た神の仕業か? 俺がボコった腹いせにレベル上げを邪魔しようと思って……るのか?
いや、流石にないよな? 転生者が死んで俺を転生させたのに、俺が直ぐに死んだら面倒くさい事になるんじゃね? う〜ん」
倒した魔物を確認しながら考える竜彦。確認が終わると、今度はステータスを開いた
・竜彦(ヒルモ)
・LEVEL5
・HP18/18
・MP9/9
・力9
・速9
・守9
・技9
・知9
・魔9
「ステータスがあと1上がれば10になり、バスターソードを持てるステータスになるが、レベルが足りねぇ。
魔法も含めて色々と使えるのがレベル10からなんだよな……そもそも別世界の設定なんたが、この世界でもその縛りいるか?」
昨日と同じく川の仕掛けで取った魚を焼いて食べる竜彦
「1日 足らずで普通に食べれる様になっただけましだよな。
早くケーキ食いてぇなぁ〜」
食べ終わり木の上で眠る竜彦である
その頃、ある場所では
「ぶえっくしょっい! すずー 誰か僕の噂をしているな? あの
レベル5から中々、上がらない様にしてやったからな。しっかり苦労しろよ。
下僕の分際で、神である僕をボコボコにしたんだ。当然の処罰だな
まあ、全く上がらない様にして、あっさり殺らると面倒だからな
何回も転生させるのはダルいし、2回もあっさり下僕共が死んで、上から小言を言われるのはくそダリィしな
せいぜい苦労して苦しめよ〜クソ下僕!」
がっつり思っていた
追放系小説の主人公に転生しました。こう言うのは普通追放する側に転生しませんか?! 長学きぷです @keepmy
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