夜は

discrepancy

耳奥で貴女の声が響いて来る

二人だけの時間の心地良さは

どうして後になって寂しさに変わるんだろう？

ああ君の寝顔を見ていたいな

眠ってる横で頭を撫でさせておくれよ

なんて今思ってしまったよ

ただ一緒に居れたら満足なんだよ

だから続きは求めてないんだよ

身体で繋ぎ止められた二人に成り下がったら

僕はもっと寂しくなる

それが最後になる気がするから

中途半端で健全な関係のまま

側に居させて欲しいな

貴女が僕のものにならなくたって良くて

僕も貴方だけを見るかは分からないけど

お互いがお互いをふと思い出すような幼馴染みたいな安心感をください

次会ったら君を知ってしまうのかな

それだけは寂しいな