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◇突撃!現代のUFOコンタクティにインタビュー!


――緊張されているようですね。


はい、インタビューみたいなのって……初めてで。


――早速で申し訳ないですが、あの『UFOの写真』について改めてお話いただけないでしょうか。


ああ、はい。大丈夫です。えーと、近所のスーパーから帰る時だった気がします……なんだか、視線を感じて。それも、上からなんですよ。田舎で、私を見下ろせるような建物もなかったのに。


――それで、見上げたら、UFOを見つけたと。


そうなんです、それで、びっくりして……気が動転していたんでしょうか、写真まで撮ってしまって。まぁそのおかげで、ここでインタビューを受けているわけですが(笑)


――我々もネタがなくて、ありがたいです(苦笑)えーと、この写真ですよね。この……円形のものに途切れた輪っかがくっついたような。


はい、それであってます。それで、その時は変なものだな、なんて思うだけで。友達に見せた時に、これ、UFOじゃない?みたいな話になって。


――それで、うち……週刊██に連絡したと。


はい、取材料も貰えるらしいですし(笑)


――この画像ですね、いわゆるコラ画像、というものかどうか調べてみたんですよ。画質の差とか、重ねた後に残るポリゴンだとか……言ってもわからないかもしれませんが。それでですね、画質を調べたんですよ、UFOの。


本物だったでしょう?


――それがですね、UFOの部分だけ画質が良すぎるんですよ。他に合成の痕跡はなくて、ただ画質が良いだけなんです。でも、それがおかしくて。明らかに、うちのパソコンで表示できる最高画質よりも良い画質だったんです。


それは……もう、私へのインタビューなしで、記事にできてしまいそうですね(笑)


――だから、どうすればいいか、聞きに来たんですよ。あの画像を見てから、誰かに見られている気がするんです。


それは、私にもさっぱりです。でも、今思えば……あれって、UFOじゃなくて、目、だったんじゃないか……って。




上記の文章は、週刊██の編集部で見つかったファイルです。

何らかの理由でこの記事が雑誌に掲載されることはありませんでした。

読んでくれましたか?

私は、これを読んでから……視線を感じ始めて。

それで、私だけが見られているという事実に耐えきれなくて。

読んでくれましたよね?

あなたも、みられてますよね?



















みてるよ

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