あとがき

 あとがきまでお読みいただき、ありがとうございます!


 今回もいつもの登場人物の設定紹介が、完全なるネタバレになっております。

 なのでまだ本編を最後まで読んでいらっしゃらない方は、先にそちらからお読みくださいませっ!(>ω<;)

 念のため、ネタバレ部分の前には注意書きをしておきますので。よろしくお願いしますm(_ _;)m


 さて、今回の作品ですが。本当に久々に、三人称視点に挑戦してみました。

 最近は一人称視点での作品が多かったのと、元々がギャグ路線の作品だったので、コメディー色が強くなりすぎないようにということで、挑戦してみたのですが……。


 ほぼほぼ初の男主人公視点で、三人称視点。思っていた以上に、難しかったです。


 書き方を忘れていたり、そもそもどこまでキャラクター目線にしていこうかなど、色々考えながら修正しながらの、完全に挑戦の回でした。

 個人的には色々と勉強になったので、これを「よし、次に生かそう!」となってはいます。

 ただ、読んでくださる方的には……読みにくい点が多々あったのではないかなと思うと、反省点のほうが多い作品でもありますね。


 なので!

 次回作は、一人称視点に戻ります!


 ちなみに今回の作品を、完全なる一人称視点にすると……。もはや、完全なるラブコメになってしまう予感しかしませんでした。

 それはそれで、面白そうではあるので。いつかどこかで、男性視点の一人称作品も書けたらいいなと思っています。


 いつもだったらここで、内容に触れていくのですが。

 毎回あとがきが長すぎるので、今回はあえて触れずに、人物紹介にいってしまいたいと思います!


 毎度のことながら、ここからはネタバレ注意です!

 そして例のごとく自分用の設定資料なので、ほぼほぼ箇条書きです。使わなかった設定等も、ちらほら混じっていたりもします。

 それでもいいよ! という方だけ、どうぞお進みください(笑)




 では、どうぞ!




◇呪われ公爵:デューキ・ブッセアー(公爵・苦労人)

186cm、32歳、王弟。国王陛下の、腹違いの末の弟。物腰柔らかで、丁寧な口調。一人称は私。

シャンパンゴールドの髪と、ターコイズブルーの瞳に、短く切りそろえた顎ヒゲを持つ公爵。紳士。鍛えているので、実は脱ぐと凄い。

母も自分も権力に興味がなかったため、一番上の兄である国王がその座につくとともに、臣下に下った。

18歳の時に魔女に呪いをかけられて、若い時から女性に近づくことができなかったので、独身のまま。

左胸、心臓の上あたりに、黒薔薇のアザのような呪いがある。女性が近づくと、そこからトゲのある枝のアザが伸びて、刺すような痛みを与えてくる。

好意を持って近づいてきた女性の場合は、特にその伸び方が早く、うずくまって動けなくなってしまう。

呪いのせいで女性との接触が極端に少なく、そのせいで本当の意味での女性の扱い方を知らない。傷つけずにあしらうことだけが上手くなった。

魔女に好意を抱かれていることには、もちろん気づいていない。聖女の治療という名の積極的なアプローチにも、タジタジ。

最後まで、なにがあっても、聖女(うら若き乙女)に上着を脱いで直接自分のアザを触らせることはなかった。

考えごとをする時に、顎髭を触る癖がある。



◇聖女:サーン

167cm、18歳、神に仕える癒しの使い手。スレンダーな分、あまり凹凸のない体つき。言い合いをする時だけ、ですわ口調になる。一人称はわたくし。

毛先だけが薄いピンクがかって見えるホワイトブロンドの長髪と、淡いアメシスト色の瞳。

常に白いあまり飾り気のない、腕と肩とデコルテあたりが薄く透けるレースの生地のドレスを身に着けている。

髪には聖女だけが身に着けることを許された、花嫁のヘッドドレスのような髪飾り(ワイヤーカチューシャorワイヤーのヘッドコサージュ)をつけている。

幼い頃からデューキに憧れていて、彼の呪いを解くために聖女として日々邁進してきた。実は幼い頃に、デューキと会って話をしたことがある。

基本的に教会の中に引きこもって、神に祈りをささげる生活していることが多いので、誰よりも肌が白い。

ある日突然、教会の前に捨てられていた孤児。ということになっている。実は教会の人間が見つけ出して、聖女の素質を見出し親を説得して連れてきた子供。

自分の本当の生い立ちを知っていて、国王や教会がデューキとの結婚に賛成してくれなかったら、その真実で脅しをかけようと考えていたくらいには、実は腹黒。

癒しの能力に関してだけは絶対の自信を持っているので、嘘は言わない。患部に直接触れたほうが治りが早いのは事実。ただし、そこに邪な考えがあるかどうかは別。

祈りを捧げてばかりいたので、その仕草が癖になっている。



◇魔女:ソーシエ

173cm、26歳?不可侵の森に棲む魔女。上から目線な喋り方。一人称はアタシ。

長いダークブロンドの髪と、ワインレッドの瞳。爪も赤く染めている。超絶ナイスバディ。

住んでいる森の中を通っていた若いデューキに一目ぼれして、誰にも渡したくないからと呪いをかけた。超絶陰キャ。人付き合い苦手、大嫌い。でも一度振り切れてしまうと、超絶大胆。

自分からアプローチしていないので、ただの迷惑な魔女だと思われている。そして実は、結構な年齢のおばあちゃん。100歳近くサバを読んでいる。

普段は魔法や薬の研究に没頭しているくせに、その一方でデューキの動向を常に観察している。ので、聖女のことも知っている。

聖女とは相性が悪いので、なかなか手を出しにくくなってしまったことに歯がゆい思いを抱いている。

その場でデューキを連れ去っていかなかったのは、好きな相手にどう接していいのか分からなかったからというのが一つと、もう一つは家を二人で住むために改築しておきたかったから。

爪を噛む癖がある。



◇国王

50歳。シャンパンゴールドの髪と、サファイアブルーの瞳。

子供たちもすでに成人済みで、第一王子が立太子しており、跡継ぎ問題も解決している。

権力争いに全く関係のない末の弟をとても可愛がっていたが、魔女のせいで結婚できないままなことを嘆いている。

実は聖女が弟に嫁ぐことに大賛成。むしろ進んでその計画を進めている人物。

まさか弟が魔女に一目惚れされたとは思っておらず、謁見の間にて聖女と魔女の弟を巡るバトルが始まり真実を知って驚いた。

極限の状態で、弟の言質を取ろうとするあたり、しっかりとしている。割とやり手の国王陛下。



◇従者:サヴィター・ロイユッティ(従者・忠誠)

城にいた幼い頃から仕えてくれている従者。国王よりも少し上の年齢。

最近老眼で、メガネをかけるようになった。スモーキークォーツのような濃い色の瞳に、ロマンスグレーの髪の紳士。




 ちなみに、タグの「歳の差」ですが。

 実はデューキとサーンのことだけではなく、デューキとソーシエのことでもあり、サーンとソーシエのことでもありました。

 という、完全なる裏話も残しつつ(笑)


 最後になりますが。

 作品をフォローしてくださった方。★レビューをしてくださった方、❤の応援ボタンを押してくださった方。

 そしてここまで読んでくださった、全ての方に。


 本当に本当に、ありがとうございました!!m(>_<*m))ペコペコッ

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呪われ公爵と聖女様 ~またの名を、聖女と魔女の仁義なき戦い~ 朝姫 夢 @asaki_yumemishi

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