生徒会の二人目の書記

「わたしは生徒会のメンバーになります」


「いやなんでそんな話しになるねん」


「だって生徒会って六人にしかいないじゃん二人はまだいれるじゃん」


「うんそうだねそれで八崎メルルが生徒会に入る理由にはならないだろ」


「なんで理由がないといけないんですか」


「リアルだといらないけど二次元だと感動的な物語とかがあった方がキャラクターの深みが出て面白いやんそれに説得力も出るし」


「最近はそんなことないと思いますが」


「いや昔からそうだった気がするけどな」


「それじゃこれまでの話しはどうなるんですか」


「うん?」


「だって暑く語っていたのにすぐに肯定したから」


「それはそれこれはこれ」


「便利すぎるやろその言葉」


「それでわたしが生徒会の新たなるメンバーになる理由は実はきちんとあります」


「いやあるんだ」


「その理由とは組織の勧誘をしたいから近くにいれば誘惑しやすいでしょ」


「いやそんなことを聞いたら俺は断固として反対するわ」


「そうですか?でも仲間入りしたいので仲間にしてください」


「話を聞いてたか?」


「聞いた上での考えは変わりません」


「あとさずっと言いたかった俺みたいなやつが女の子にモテているのが違和感しかないクズ過ぎるやん」


「現実のクズなモテ男の方がクズだから大丈夫です」


「全然大丈夫じゃないんだわ」


「つうかやはりクズ男に当てはまるんか」


「正確にはクズではないと思いますよ」


「どっちやねん」


「普通ってことです」


「……そうか」


「どうしました?」


「いや俺も恐らくこの世界の主人公候補だろだから頑張って主人公にふさわしい人間になりたい」


「応援していますね頑張ってください」


「だから俺は記憶にないけど俺のことをよく知っているはずの八崎メルルが教えてくれませんか」


「あの最初の俺は記憶にないけどが意外と心に刺さるのでやめてくれませんか」


ああ自分だけが覚えている楽しかった記憶のことは出来るだけ忘れたいんだ


「いえ忘れたいわけじゃありませんよ」


「あっ心の声聞いたでしょ」


「仕方がないじゃん超能力者なんだから」


「それで生徒会の書記になってもいいんですか」


「うんいいよでもその変わりに俺が主人公になるためのプロデュースをしてよ」


「分かったそれじゃあこれからよろしくね」


八崎メルルが生徒会の書記になることは生徒会メンバーは八崎メルルについて誰も知らないから俺が女をまた引っ掛けてきたと言われた


微妙にあっているからよりたちが悪い

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変好き~やはり変態共はエッチなことが好きらしい~第二部まで完結 山田空 @yamadasora

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