第16話
結局、スキル選択をするところで音魔法を選んで、ダンジョンの道を2つに分岐させて一つずつ部屋を作った。いずれは様々なモンスター・罠が設置してある大ダンジョンに育て上げたいからな。チリツモでちょっとずつ構築してくのが大事だろう。
ダンジョンを育てた後は朝飯を作った。今日の朝飯は、森で取れたハーブを豚肉と
一緒に焼いて塩を振りかけたものだ。朝からヘビーだとは思うが仕方がない。それに食料品店の店主からおまけでいくつかもらったパンを食べた。
本当なら白米が食べたいが、残念ながら市場にはなかったのでどこかに旅でもして見つけないとだめだろう。
朝飯を食べた後は近くの滝で水浴びをした。滝の水は結構冷たく、冬などは冷えこむので火魔法などでお湯にしてから浴びるべきかもしれない。水浴びをしていたら、
滝の水を飲みに集まってきたのか、狼型の魔物やゴブリンの集団などと遭遇した。
結局、それを始まりとして魔法のレベルを上げるための魔物狩りをすることにした。
魔物狩りをした戦果としては、ゴブリンが23体、狼型の魔物が17体、各属性を持ったスライムを合計で61体を倒すことができた。途中、馬型の魔物やウシ型の魔物、
鳥、大きなブタ型の魔物とも遭遇した。あまり好戦的ではなかったため、ダンジョンの裏手に周りの木を切り倒して牧場を作って飼育することにした。地面などは木にしていないため、地面から生えてくる草で育てられる。最後にゴブリンの集落を見つけた。ゴブリンのボスっぽいのがいたので倒したら、「服従」というスキルが手に入った。これらを使うと、通常のゴブリンたちが手下につくという意味合いのことを言ってきたので、承諾した。なお、ゴブリンたちの食料集めはゴブリンたち自身でやらせることにした。ゴブリン以外にもきくのかどうか確かめるために牧場の魔物たちにも試したら、今までのんきにむしゃむしゃと草を食んでいるだけだったのが、俺への敬意を感じるようになった。このスキルはこれからも重宝しそうだ。ギルドでも
換金とかしてくれるかもしれないから、ゴブリンのボスの頭は切り落として持って帰ってきておいた。鳥の魔物から卵も取れたので今度街に行くときはそれも合わせて
食料品の店主に買ってもらえないか聞いてみよう。
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気が付いたらダンジョン作る人になってたので最強の根城作ります。 厨房坊 @yume20180126z
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