軌跡…イリアス・オルタネイティヴ
私の名前はイリアス・オルタネイティヴ。
遙か古いの時代に栄えた国で作られた戦いの為の“
故に人間と同じように食事をとる事も喜怒哀楽を感じる事も出来る。
だが、私に課せられた使命は命を奪う事だけ。
自己意識を持ちながらも脳に埋め込まれた命令に逆らえず、目に映るもの聞こえるもの感じるもの全てを破壊して殺して奪ってきた。
飽き飽きするような毎日。
幸せになる事は出来ず友人も家族どころか知人と呼べる相手すらいなかった。
何故私は存在しているのか。
何故私は自由になれないのか。
何故私は抗う事が許されないのか。
嫌だ、こんな毎日から逃げ出したい。誰か助けて。
そう願ったある日、私の目の前に同じ感情を持った
――友達になろ!
私は嬉しかった。
初めての友達だ。夢幻でも無ければ御伽噺などでは無い。間違いなく現実で友達ができた。それも同族の友達だ。
色のない私の世界に、ほんの少しだけ色が見え始めた。
その日から私とその子は友達になった。同じ感情を持つだけあってか、話は合いやる事に於いても一緒に楽しいと思えた。
毎日この時間が続けばいい。
私が優秀な
だから廃棄される事は無い。
――…そう思ってたのに……
次の日目を覚ませば、何時も隣で一緒に寝ていた彼女の姿が無くなっていた。
けれど彼女が私より早く稼働するとこは時折あった。今日もそうなのだと、そう甘く考えていた。
――“○○○”はどこに居ますか?
私は中々戻ってこない彼女が心配になって、私たちを作っている人間のひとりに聞いた。
きっと何時ものように狩りをさせられているのだと思った。
けれど――
――あの子にバグが見つかってね。“廃棄処分”したよ
声が出なかった。言葉が見つからない、何を感じればいいのか分からない。
戸惑い、焦り、混乱、悲しみ、怒り…何を感じているのか分からなくなってしまった。
また…私の世界から色は消えてしまった。
それからの記憶は曖昧で思い出せないけれど、気が付けば私を作った国は滅んでいた。
多分だけれど、国を滅ぼしたのは感情の制御を失った私自身。
私を管理し制御する筈だったチップは、私の持つ情報量に耐え切れずに上手く機能する事なく終わったのだと思う。
本当に何も無くなってしまった。
私の故郷も、あの子との思い出の場所も、もしかしたらまた友達になれる可能性のあった子達も皆、私自身が消してしまった。
目頭が熱くなる。頬を伝う冷たくも温かみを持った雫がポツリと地面に落ちる。
この感情は“悲しみ”だ。
今まで感じてきた苦しい怖い楽しい嬉しいとは全く違う、感情が暗く重たくなっていく嫌な感情。
逃げたくても逃げられない感情が襲って来る。
お願い、誰か助けて。
そう思ったとしても、最早私に手を差し伸べる者は誰一人としてない。
もう死のう、自爆をすれば死ぬ事が出来る。そう思い自爆をしようとした時、私に声を掛けてきてくれた青年。
――君、こんな所でどうしたんだい?
彼の声はとても優しくて、瞳の色も温かみを感じた。彼は私の正体を知らない。
そう思った私は、彼となら友達になれると思って自身を迷子になった“人間”だと偽り、その差し伸べられた手を取った。
それからはあの日のように、あの子と過ごしたような楽しい日々が始まった。けれど彼は純粋な人間。
一年、二年、三年と年月がすぎる度に、彼がいつか死んでしまうとい恐怖に襲われた。
そんなある日、彼に連れられて星空が綺麗に見える丘へと行った。
もしかしたら、御伽噺で読んだようなロマンチックな告白をされるのかもしれない。
私は友達になろうと言われた時とは別の、よく分からない感情に包まれた。
そして彼が私に近づいて――
――ズっ
痛みは無かった。私は
けれど感触を感じた。下に目を向ければ、彼は手に握った
――長かった…けどこれで僕も夢に見た…英雄だ
そう言う彼の声は酷く汚くて、あれ程に暖かく感じた瞳は冷たく深く黒いものに変わってしまっていた。
どうやら彼は、もとより私を殺す気だったらしい。
折角友達になれて、もしかしたら家族になれるのかもしれないと思ったのに、私は裏切られた。
――…普通の
私のその言葉に、彼は渡りやすく動揺を見せた。次の瞬間には、雨のように汗を流しながら逃げようとした。
私は背を向けて逃げる彼を、躊躇う事なく撃ち殺した。
彼は私を裏切った。それでも数年を一緒に過ごしたのだから、罪悪感を感じるはずだと思った。
けれどそれを感じる事は無く。私に残ったのは“無”の感情だけだった。
それからは私の事が周囲に知れ渡ったのか、はたまた初めから分かっていて手を出さなかったのか、その日を境に私を襲う人間が増えた。
私はそんな者達を殺して、殺して…殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して
殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して
殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して 殺して
――殺し続けた
昔よりも酷い。ずっと多くの人間を、それ以外も殺した。
両手が血に塗れているなんて話では無い、私は心までも真っ赤で頭が痛くなるようなモノへと染まり切ってしまった。
もう本当にダメだ。
このままだと、私は機能が停止するその時まで命を奪い続ける。
今度こそ死のう――
――ふむ。お前が件の
私が自身の首に手をかけた時、あの日の青年と同じように一人の男が声を掛けてきた。
彼と違うのは、一人ではなく後ろに二人のナニカを連れている事。
ソレは人ではないと直ぐにわかった。
片方は魔人、もう片方は人の姿になった龍。
そしてそんな二体を従えるように立つ男は、更に高位の存在に感じた。
――このような所で一人生きていても暇だろう。どうだ?俺と共に来ないか?国を完成させる為にお前の力が必要だ
あぁ、彼も私では無くて私の“力”を求めている。彼の差し伸べてくれる手は、友達にはなってくれるモノではない。
――嫌。あなたと居ても…つまらなそうだもの
だから私は、その手を払い除けて断った。
――それは残念だ。では明日また来るとしよう
そう言うと彼は二体を引き連れて何処かへと行ってしまった。
わたしはただ呆気にとられていた。
今まで私の力を求める者達は、一度断れば殺しにかかるものばかり。
中には捨て台詞を吐いて去るものも居た。また来ると嘘をついて去る者もいた。
だから彼のように、嘘偽りなくまた来ると言われた事に私は衝撃を受けた。
今の私には真偽が分かる。だからこそ初めて嘘では抜く、本心を持ってまた愛に来ると言われた事に心から驚いた。
けれどこれもまた一時のものでしか無い。
そう思ってしまえば、喜びと言うべきなのか、その小さく光った感情は暗闇に飲み込まれてきていしまった。
はずだった。
――約束通り来たぞ。今日は遊び道具も持ってきた
なんと彼は約束通りまたやってきたのだ。それも今度は大量の遊び道具を手に持って。
彼の後ろに立つ二体の化け物は、自身よりも遥か格下であろう私相手にも酷く警戒している。
きっと彼らにとって、この男は消して失いたくない大事だ存在なのだろう。
――…いいわ。遊びましょ?
それは兎も角として、久しぶりに誰かと普通に接する事が出来る事が嬉しかった私は、それを機にする事なく彼の持ってきた玩具であそび始めた。
カードゲーム、ボードゲーム、ボール遊び、魔法で作ったブランコやシーソーでも遊んだりした。
そして彼はまた私に手を差し伸べて、昨日と同じように私の力が必要だと言ってきた。
正直、私はこのまま彼の手を取っていいと思った。けれど、この手を取ってしまえばもう一緒に遊ぶことは出来なくなってしまう。
それが嫌だと感じた私は、またそれを断った。
――はっはっはっ、矢張りこの程度ではダメか。ではまた明日来るとする
そうして昨日と同じように私のいる場所から去っていって。
それからの日々はトテモ楽しくて、飽きない程に多くの時間を彼らと過ごした。
気が付けば怖いと思っていた感情は無くなり、一緒にいられる事への幸せが強くなった。
そしてそんな幸せな時間が、百年ほど続いた。
でも、私を殺そうとする者が居なくなった訳じゃない。
今日もまた、私を殺そうとする者たちがやって来た。何時もと違うのは、その規模と個々の強さ。
一方的とまでは言わずとも、私はその大き過ぎる暴力に追い詰められ始めいた。
だけれど特段死にたくないとは思わなかった。思う事は許されないと分かっていたから。
今までに多くを殺してきたのだから今更死ぬ事を事を恐れはしない。
寧ろ潮時なのだと諦め、このまま死ぬのが一番――
――これはこれは、なんとも粋な状況であるな?
――…え?
一言だけ、彼の声が聞こえた。それと共に、世界に巨大な影に覆われた。
私だけでは無い、敵も何が起きているのか渡らずに戸惑いを見せている。
そして空を見あげれば、そこに居たのは空を食らったのかと思うほどに巨大な赤い鱗に白く巨大な角の髭を生やした龍だった。
きっとこの龍は、彼に付き添っていた片方の本来の姿。
そして一撃、軽く息を吐くようにして出された咆哮は敵を一瞬にして消し去ってしまった。
――なんとも簡単に掃除ができたな。さて…
「今日は何をして遊ぶ?」
「っ」
その時、色の無くなってしまった私の世界に、暖かい色鮮やかな世界が広がった気がした。
きっと彼らに着いていけばもっと、綺麗で楽しい、御伽噺みたいな世界に行けるかもしれない。
「…私、あなたの仲間になってあげてもいいわ」
馬鹿な事だとは分かっていた。
また裏切られるかもしれない。
それでも私は、その光を掴めずにはいられなかった。
だから私は機械仕掛けのその手を、彼へと指し伸ばした。
「そうか。では行くとしようか。俺の国へ」
彼はそう言うと、彼は私の機械仕掛けの手を優しく取ってくれた。
彼の国へとやって来た。そこはとても賑やかで、どこを見ても誰かが居た。
それも人間だけじゃなくて、獣人やエルフにドワーフ、中には吸血鬼や鬼人などと言った者までいた。
そして私の同族、作られた国は違えど同じ
「…綺麗ね……」
自然と出た言葉だった。
一目見ただけでそう思えたからだと思う。
「はっはっはっ、そうであろう?この国は俺にとっての自由そのものだ。故にそれを護る為にお前の力が必要だ」
可笑しな男だと思った。
私の力なんて無くても、彼には強大な力を持った魔人と龍がいる。そして彼自身もまた化け物であり、きっと他にも大勢の化け物がいる。
「なんで、私なんかの力がいるの?」
「お前の能力は俺の国を大きく進歩させる。そうすればこの国はより自由になれる。代わりと言ってはなんだが、俺に出来る事であればなんでも言ってくれ」
なんでも言っていい。
その言葉で私はつい、夢に見た言葉を零してしまった。
「家族になって……っ!」
自分でも驚いてしまった。私は咄嗟に口を手で覆って彼から顔を背ける。
「ふむ…」
拒絶される。
怖い――
「実の所俺には家族というものがなんなのか分からないのだが…それでも良いのなら家族になろう」
「…」
思ってもみなかった返答に、私は言葉が出て来なかった。
でも、私は嬉しいと感じたのだと思う。
単なる知人でもなければ友人でも無い、それよりも深い何かで結ばれた家族という存在が、私のような機械に出来た事に喜んだのだと思う。
その後、私は城へと連れられた。そこにはもう二人の化け物がいた。
男の方が精霊種で、もう片方の女の種族は分からなかった。遥か太古の文献にもない存在だ。
「さて、今日からこの場にいる者達がお前の家族だ。好きなように呼ぶと良い」
そう言うと、唯一の女が私を抱きしめて来た。
耳元で可愛い可愛いと叫び続けているが、それは私が誰もが可愛らしいと思える設計の基作られたからだ。
けれど彼女の銀で出来た身体は冷たいと感じる事はなく、僅かな暖かみを持っていた。
「…お姉様……」
私の中で何故だが、彼女を姉だと思ってしまった。私の身体を抱きしめてくれる感覚が、そう感じたから。
「!聞きました?!今日からワタクシお姉様ですわ!」
私が言葉に出してお姉様と呼ぶと、彼女は本心から喜んでくれた。
ああ、この人達は嘘が無い。ならきっと、許してくれる。
「貴方がお兄様」
「私なぞが兄とは、嬉しい限りですね」
精霊の彼は私のお兄様。
きっと彼は何処までも兄のような存在でいてくれるから。
「貴方はお爺様」
「ほっほっほっ、まさか儂に娘…いや孫が出来るとは、いやはや想像もせなんだ」
魔人の老人が私のお爺様。
御伽噺に見たみたいに、もじゃもじゃの髭に穏やかな顔をしているから。
「貴方が叔父様」
「…本来我のような始まりの存在は家族を作らないものなのだがな。まぁ良かろう」
龍のおじさんが私の叔父様。
叔父様はしっかり者で、厳しそうだけど優しい人だから。
「最後に貴方が、私のお父様」
私自身でも分からない。でも、私は彼を父のような存在だと感じた。
不思議ではあったけれど、違和感は無かった。
「ふむ。先も言った通り、俺は一切として家族というものを知らない。それはこの者たちも同様だ。故に想像と違うこともあろうが、それでも今日からお前と我らは家族だ。気軽に接してくれるとありがたい」
そう言いながら彼は…お父様は私の頭を撫でてくれた。
頭を撫でられたのは初めてだった。抱きしめられたり、手を繋いだりするのとは違った、確かな優しさを感じた。
そして気が付けば、私は涙を零していた。
「陛下、子供泣かせるのはどうかと思いますわ」
「ふむ。痛かったのであろうか?」
「まさか!貴様“聖鏡”!陛下がそのような失態をするはずなかろう!」
「まぁまぁ、アグスウェル殿一旦落ち空いて」
「全く。子供の前で喧嘩とは…」
そんな光景が私にはとても可笑しく感じて、これからこんな可笑しな日々が続いて行く事を私は、心の底から喜んで笑った。
数百年。
あっという間だった。あっという間に時間が過ぎて、皇様は消えてしまった。
十年、二十年、さらに時間が経ち更に世界は進んで行った。
もうその時には、昔と同じように世界の色が霞んで見えていた。お父様の事も、父としてではなく皇として呼び始めていた。
「…皇は…死んだのだ……」
誰も口に出さず、考えもしたくなかったその一言を、家族の皆が集まる中でお兄様が口に出した。
そこからは酷いものだった。
叔父様が本気で怒って、都市どころか世界そのものを滅ぼす勢いで暴れ始めた。
最初はまうにか落ち着かせようと声をかけ続けたけれど、それを持つ耳はなく余計に暴れ続けた。
とうとう殺すか封印をするしかないという事になったけれど、殺す事は私達の力じゃ不可能だと知っていたから出来るだけの封印系統の魔道具とお爺様の魔術を持って封印をした。
お爺様から聞いた話によれば、叔父様があれ程までに怒ったのは主君として慕う心だけではなく、互いに最初にできた友人であり共に自由を求めていたからだと言う。
そして私は戦いの最中、そんな叔父様に向かって“皇様は帰ってこない”と言ってしまった。
顔は怖いし、余り喋らなかったけれど、とても優しくしてくれた叔父様に対して私は酷い事を言ってしまった。
取り仕返しは付かない。きっと私は叔父様に嫌われてしまった。
封印が解かれれば確実に殺しに来るだろうけれど、私にそれを抵抗する権利はない。
よく皇様が、言葉は時に刃物よりも鋭く癒える事の無い傷を与えると言っていた。
私はそれを気にもとめずに、振るってしまった。
そうして私の心は、昔のように深い闇の中に閉じ込められてしまった。
私は“五爵王”として大都市の一つを預かる身。それでありながら民を無視して“機械仕掛けの神”の権能を利用して“タルタロス”へと閉じこもってしまった。
もう後戻りはできない。そう考えると、今までにないくらい外に出るのが怖くなってしまった。
時折中から外を見ていると、心配した者達が何か叫んでいる姿が見えた。けれどそれすらも怖く感じて、耳を塞いで見て見ぬふりをした。
そんな時間が百年近く続いた頃、私の世界は再び色好き始める事なる。
『イリアスッ!』
「っ!」
その声は確かに皇様の……お父様の声だった。このタルタロスは魔力を通さない。声帯変化は使っていない。
なら本当に…いや、もしかしたら私の同族の声帯変化を使っているのかもしれない。
だとしたらこれは嘘だ。
そうやって、私は何処までもひねくれて、声を無視しようとしていた。
『――今一度お前の姿を俺に見せてはくれないかッ!』
「っっ……んぐっ…」
どうやら私は、とても泣き虫らしい。何時も泣いてばかりだ…今もこうして涙を零している。
もう嘘でもいい…嘘でもいいから、お父様の声をもっと聞きたい!
その一心で、私はタルタロスを解除した。
全身に響くような重低音を立てながら、タルタロスは私一人が入れるほどの大きさまで変形をした。
ここから一歩、一歩外に出れば真実がわかる。
でも――
『お前は俺を父のように慕ってくれていた。だと言うのに俺はお前に悲しい思いをさせてしまった。きっと許せぬ思いもあるだろうがどうだ?一緒に祭りを廻ってはくれぬか?』
この距離ならわかる。
外から聞こえてくる声は確かにお父様の声…でも目を開けて姿を見るのが怖い。
それでも私は――
「ッッ!!」
――ガコンッ!
私はタルタロスの扉を壊すように開けて、その目の前にいる“お父様”の胸に飛び込んだ。
暖かい、お父様の身体だ。優しいお父様の身体だ。
「ふぐっ…うぇえええッ!ぇぁあああッ!お父様のばかぁあああッ!うぇえええええっ」
私は酷いほどに声を上げて泣いた。
周りの声が聞こえなくなるほだ大きな声で泣いた。
あとから怒られてしまうと思うけど、そんなの怖くない。
だから、許されないとしても私は、嬉しさが溢れ出る程に泣き続けた。
私の名前はイリアス・オルタネイティヴ。
グランディス帝国の五爵王にして、軍機王を冠する者。
そして…
皆のかわいい家族だ――
ArkNOVA〜病に死んだ俺は第二の世界で新たな人生を謳歌する〜 時川 夏目 @namidabukuro
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