雲1つない空へ、2羽の鳥が羽ばたいてゆく

この物語は主人公の「僕」と1つ年上の女子高生、2人の男女の出会いとその後を描いた作品だ。

前半は、青空と白雲が印象的な、とても爽やかな進行だ。
そこで交わされる2人の若々しい掛け合いは、あなたの心に吹き抜ける一服の清涼剤たり得るだろう。

後半、物語は一変する。
そして題名が暗示する通りに、――。

あなたはきっと、最後の一文まで目が離せないだろう。