無限
君にとうとう嫌われちゃったね。
ありふれた日常会話。
何が君に嫌われる要因だったかな?
直せるんなら直したいな――だなんてさ!
全部全部なんにもわかってなくせに。
あなたが私の何を知っているの?
私の全てを知ってるのなんて私しかいない。
味方なんて居ない。
誰にも頼れない。
私は1人になるしかないんだ。
そんななかでさ、君が声をかけてくれて。
とってもとっても嬉しかった。
なのに、それは思わせぶりですか?
過去に固執。
周囲にまで手を伸ばす欲張り。
自分の欲しいものは全部君の下?
だったらすごいですね?
いーや、そんな訳ないでしょう。
人生がゲーム?
無理ゲーですと?
そんなこと言うやつさぁ出て来い!
全員纏めてぶち壊してやる。
お前は死ぬほど努力したのか?
できること、全部やったのか?
「私にはできない」そんな理由つけてねぇだろうな?
その言葉に根拠はあるのか?
なんで決めつける?
挑戦しない?
そんな声が周りから聞こえる。
さぁ、立ち上がってよ。
どれだけ進んでもやり直せる。
何度だって挑戦できる。
そんな言葉を自分に投げかける。
でも、怖い。
そんな恐怖心が心を苛んでいる。
その一歩が踏み出せない。
ずっとずっと前に進めない。
でもね。覚えておいてよ。
私たちの未来は……無限大
……だったらいいのに。
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