俳句『帰省』 夏が来た、皆が来る。

畳の麦茶とともに出迎えり


帰省子きせいしの成長見たる柱傷


歓声か聴衆増えし蝉の


初対面蝉取りすなり友人に


夕立に明日の約を交わしたり 


孫飛ばす整列したる西瓜すいか


午睡して同じ姿の三世代


水蜜桃頬張る顔も輝けり


クーラーの止まりて気付く露涼し


また次も届くメールは日焼け顔

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