俳句『海水浴』 夏の終わりはまだ先に。

待ち合わせ夏帽子さえ爽やかに


磯のを共に楽しむ歩みなり


気にしけり君一人居る砂日傘すなひがさ


磯蟹いそがにと戯る君の笑顔よき


夏の陽にさらに眩しき水着かな


サングラス泳ぐ君見る我隠す


海の家氷のあおを見せる舌


クロールを教わるその金槌かなづち


夕日みて次はプールと君の笑み


水着濡れ残る砂さえ思い出か


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る