第2話  携帯 挟撃  サウチ

 貧乏神たちの栖たる惑星に誘きよせられた、 提宇  テヴ  :  地球  、

 文明系の宇宙船の乗組員たちが、

 立体の画像として、 目の当たりにしつつあるものは、

 立ち込める、 という程ではなくとも、

所々で、 色濃く漂う、 霧 と、

それを縫うように薄く透かし付けてある

 赤黒い大平原に、 

岩と岩とを繋げたように、 ごつごつとした、  肉食竜のようなものらと、 それに手綱を付けて、 またがってある、

6尺ほどの身の丈の、 ヒト型の者らが、 金色の鎧のような物を身にまとい、

銃剣とおぼしき物を、背中の装具に通して、帯びつつ、 何千と、屯してある様らであり

  、

船内の立体画像らのどれ彼として、

半ば、 透けるようにして、 

船内に投影された、 その 立象  リッゾ らの間に、 配置に付いてある、 乗組員らの誰彼が、 重なって見えるように成ってある。

『  生体反応が、ありません。

 これらは、 僕徒  ボット の 類員 と 思われます  』。

  宇宙船の機能が、 乗組員らへ、そう送信し、 

 その僕徒らしき物らが、

その股の宛ての動物らしきものらも駆使して、 宇宙船への攻撃へ入りつつある、

 との、 

宇宙船の機能らによる推測に基づいて、

あり得る、 被害性らを、

より、 未然にして、 差し止め付けもして、 より、 小さくし付けるべく、

 宇宙船からは、

試みらも兼ねて、 相手方の、らに、

より、似た、装備をした、

同じ位の大きさの、 青みがちな ヒト型の僕徒らが、 馬型の僕徒らの各々に乗せられて、 送り出されてゆく▪▪。


すでにして、 いくつもの、 脚らを

地表へ伸ばし付けてある、

宇宙船の、その脚らの陰らの各々から、

それらは、 粛々と舞い降りて、

いささかの、薄い土煙のようなものを立てて、 金色の鎧武者らへと向かってゆく。

  

自らの軍の➖部で、 敵陣の中央を突破し、

こちらの➖部が、 敵勢の大半を引き付けて、 その足止めをし付け得てある

 所で、

敵陣の背後へ突破し得た

➖部の我が軍が、

敵勢を背後から攻め立てて、

敵勢を、その前後から、 挟み撃ちにする

  、

槌床  ツイト 戦術 を 成し行うべく

設定されてある、 僕徒らだ。 

 

 

 

 

 

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堕楽神等栖 ダラゴーラス ブロク代謝医学🌙 @taisyaigaku

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