朝紛い

【演劇台本】

役職一覧
「依り巫女」よりみこ
30年に1度、明日村で行われる生贄儀式の生贄の名称。
村で生まれ育った3歳の子供たちの中から、霊力がある者1人が選ばれる。
村では30年に1度、神の代替わりが行われるものとされており、依り巫女に選ばれた子供は「次の神」になる者として、その日から18歳になるまで神社で暮らすことになる。
神社では神になるための修行をする。
18歳の桜の季節、篝火を灯した境内で、風で火が消えるまで、榊󠄀の葉を手に持ちながら演舞を行う。
そして毒を溶かした神酒を飲み、魂を天に捧げる。
村での生贄文化は400年続いており、今までに13人の子供が犠牲となり、神となった。



「御霊結び」みたまむすび
神の使い4人が任されている役目。
使いと言えども、彼らも立派な神の1人…続きを読む