第11話 幻の「西表島旅」。2020年。

翌年、2020年のことです。

4月19日、と日付まで覚えております。


石垣島を基点として、西表島と石垣島で、計三件のオプションツアーを体験する、という計画で、予約などを進めていました。

西表島で午前中にトレッキング、午後に星砂海岸というビーチで遊泳、夜には石垣島の、4月のホタル鑑賞ツアーという、贅沢そのもののプランです。

(てんこ盛りすぎます。1日に一アクティビティで、実際にはお腹いっぱいというものではないでしょうか?)

沖縄のホタルは2月から4月にかけて光る、とネットで見たのが印象的で、ぜひともこの目で確かめたく思っていました。


ところが、世の中が感染症で大騒ぎになってしまい、4月19日の旅は中止せざるを得ませんでした。


そればかりか、しばらくは近場の関東のショッピングモールまで閉店してしまい、窮屈な日々でした。


その後、世の中は徐々に平穏になりました。

しかし、この数年で体力のガタ落ちしたわたしは、

どうしても、再度の「竹富島などへの一人旅」を計画できずにいます。


2019年の、それはひとときの夢のような旅でした。

またいつか、あのコンドイビーチに行けたら、

どんな気持ちがするだろう。

とは思います。


長い話でしたが、お読みいただきありがとうございます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢のような、石垣島と竹富島の話 瑞葉 @mizuha1208mizu_iro

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ