【宣伝もできる!執筆者さんに聞きたい10の質問】

鴻上ヒロ

書くのって楽しいよね

まずは、縦縞ヨリ様、質問企画の立ち上げありがとうございます。


どえらく滑り込みの参加ですが……。


よろしくお願いいたします。


Q1 ペンネームとその由来は?

鴻上ヒロ。


本名の読みから最後の一文字を抜いて、頭に二文字足して変換して出来上がりました。


最近はネット上どこでも本名で活動していますが、ペンネームが欲しかったんです。



Q2 最近感動したものや出来事があれば教えてください。

 (読み物、音楽、誰かに言われた事など何でも)


ゲーム『Astlibra Revision』が凄く良かったです。


元々フリーゲームだった作品を、作者の方がリメイクして有料化して販売した作品。フリーゲーム版のエンディングから、さらに物語が続いていきハッピーエンドに向かう展開に凄くワクワクしました。


おかげで、仕事に支障が出まくりましたがね! 本望です!


 

Q3 お好きな商業作家さんと、その中でもイチオシの作品タイトルを教えてください。


自身が執筆しているライトノベル的なジャンルでは、三枝零一先生です。


『ウィザーズ・ブレイン』というシリーズモノを書かれていました。作者様のデビュー作で、確かはじめて読んだのは僕が中学生のときです。もう十数年前ですね。昨年完結したという大作です。ずっと音沙汰が無かったので、完結が発表されたときは驚きました。


恐らく、僕はかなり影響を受けていると思います。


 

Q4 執筆中に聴いている音楽作品があれば教えてください。


かなり色々聞きますが、一番よく聞くのはエロゲの曲です。


アリスソフトのサントラからランスシリーズのBGMと、『闘神都市Ⅲ』の主題歌である『get the regret over』をよく聞きます。


ただ、書いているジャンルやシーンによって色々変えている、という感じです。各作品や場面に合うような音楽を聞いています。


あとは、仕事でも趣味でも執筆中は推しの配信を垂れ流すことも多いです。


 

Q5 読み物を書こうと思ったきっかけは?


気がつけば書いていたので、きっかけは判然としません。


ただ、小学生の頃に短編小説を書くという授業があったのは覚えています。そこで書いたコメディ冒険譚が妙に褒められたんです。小説は、それが初だったかもしれません。


とはいえ、それより前も読み物や物語を書くということはしていました。当時は下手くそな絵で、不条理ギャグ漫画を描いてましたが……。


それが今や、仕事でも趣味でも文章や読み物を書き続ける人間になったということです。原型は子供の頃から、あったんですね。


 

Q6 処女作はどんな作品でしたか?


授業で書いたものは除外するとして……。


未完なので処女作と言ってよいか不明ですが、はじめて意識して小説を書いたのは小学5年生の頃だったかと思います。魔法が科学的に説明がついている世界で、身体強化魔法だけで戦うような話だった気が……。


中学2年でそれを未完にしてしまった後、高校3年生までは何も書いていませんでした。高校3年生に授業で書いた小説は、同級生にイラストを依頼して電子書籍化しましたが、評価は散々でしたね。


同級生が描いた表紙絵だけは大好評でした。今や彼女はプロです。凄いなあ……。


その後また数年単位で書かなくなり、また書きはじめ、今に至ります。



Q7 自分が書いたお気に入りの短編と、どういう所が気に入っているか教えてください。


自作は短編長編問わず全てお気に入りですが、いくつか絞って紹介させてもらいますね。


『ダウナーお姉さんと二人で駄弁るだけ』

https://kakuyomu.jp/works/16818023212637472719


高校生時代に書いた2万文字程度の短編をもとにし、別物としてリメイクして出来上がった作品です。ダウナーだけど変なことをサラッと言ってくるお姉さんと、大人びたツッコミ役ショタが世界を旅しながらおしゃべりするお話になっています。


それだけです。


『甘々お姉ちゃんに監禁されて暮らすだけ』

https://kakuyomu.jp/works/16818093076158041715


上記、ダウナーお姉さんのリメイク元です。ある日、高校時代に書いたアナログ原稿が見つかったので、まったく手を入れずに投稿しました。両親がいなくなった男の子が、いじめっ子たちにマンションから突き落とされたはずが、昔仲良かった従姉のお姉ちゃんに監禁されていた、というお話です。


『染まって染められる春』

https://kakuyomu.jp/works/16818093075304250744


2400文字程度の短編です。男の娘BL。恋をして、好きな相手の色に染められていく。そんな感じの話になっています。


 

Q8 自分が書いたお気に入りの長編と、どういう所が気に入っているか教えてください。


『ロストエンブリオ~滅びの世界で魔女生活~』

https://kakuyomu.jp/works/16817330669629356157


もう4年半ほど作り続けている作品です。元々は同人エロゲ用のプロットだったんですが、一緒に制作する予定だった友人が消えたため、健全な小説に書き直し、今年の1月にようやく投稿開始しました。


とはいえ、公開範囲だけで既に57万文字くらいあります。三部作予定なので、まだ全体からすると序盤の終わりくらいです。怖いですね。


どんな話かを簡潔にまとめるのが凄く難しい物語なんですが、強いて言えば「日常に回帰していく話」です。


現在連載中の第一部の序盤、秘境の村に住む死にたがり主人公のノエルが父親を殺されるところから始まります。復讐を胸に旅に出たものの、出会う人たちを助けることにばかり注力し、だけどそれが仇を追うことに繋がっていくという展開です。


第一部の中盤から、世界観や主人公の謎が解き明かされていき、色々と話が変わってきます。


謎が多い世界観と、主人公たちのドタバタとした日常と非日常を楽しんでいただくような作品です。


序盤だけを読むと詐欺に感じるかもしれない紹介ですが……。


『追放されたい新米冒険者と魔物娘の冒険録~溢れよわが冒険心、と魔王は言った~』

https://kakuyomu.jp/my/works/16818093074825500754


長文タイトルがやりたくて書き始めたような作品です。


先述のロストエンブリオの後日談的外伝作品ですが、ロストエンブリオのネタバレは含まれません。本編完結前に後日談外伝書くな! と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。


ごもっともです……はい。


現在は、ロストエンブリオの第一部最終章に注力するため、また、本作第三章を準備するために休止中です。



Q9 今一番読んで欲しい!作品と、その理由を教えてください。


『ロストエンブリオ~滅びの世界で魔女生活~』

https://kakuyomu.jp/works/16817330669629356157


Q8と被っていますが、一番はやはりこれです。


長編完結経験のない作者が、まだ公開していない範囲を含め60万文字以上書き続けている狂気の作品です。自分では狂気とは思っていませんが、友達に言わせれば「人気もないのに60万文字も書いてるのは狂気」だそう。


だって書くの楽しいんだもの。


個人的に一番というとこれなんですが、長いうえに話が重いので、気軽に「読んで!」とは言えないのが心苦しいところ。


ただ、どの作品もお気に入りなので、本音を言えばどれも読んでほしいです。

 


Q10 最後に、上記の回答を読んだ人に言いたい事を自由に書いてください。


僕は基本的に、「書くのが楽しい」ということだけで小説を書いています。それでも誰か一人にでも刺さればいいと工夫し、書いている執筆大好き人間です。


仕事で記事や脚本を書く息抜きとして小説を書く人間ですが、作品を読んでいただければ凄く喜びます。

 

 以上です。ご回答ありがとうございました。


 以下はフリースペースです。ご自由にご利用ください。


ご一読いただき、ありがとうございました!

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