用語解説

★地理


〇パーチャ地方

世界の中心。文明が最も発展し、多くの人口を擁する。

・コスコ州

コスコが位置する平原地帯。農耕が盛んに行われおり、商業・産業の中心である。

・チンチャイ州

コスコの北に広がる砂漠地帯。チムー王国やサランゴ同盟諸国、北コスコ帝国が存在する。

・コジャ州

コスコの南に広がる山岳地帯。

・アンティ州

コスコの東に広がるジャングル地帯。ジャングルの探検はコスコ帝国時代から行われているが、いまだ東の果てが見つかっていない。

・クンティ州

コスコの西に広がる砂漠地帯。


〇カーシケ地方

チンチャイ州のさらに北。かつてのコスコ帝国の支配が及んでおらず、文化も言語もパーチャ地方と異なる。主にチブチャ族が支配しており、ムイスカ王国やタイロナ王国、カリマ王国、シヌー王国などが存在する。北にはミオイノと呼ばれる巨大なジャングル地帯があり、そのさらに北は未知の世界である。


〇マプー地方

コジャ州のさらに南。かつてのコスコ帝国の支配が及んでおらず、文化も言語もパーチャ地方と異なる。チェー族が多数の首長国を形成している。南方は山岳地帯で豪雪地帯となっており、そのさらに南は未知である。伝説によると、南の果てには海を隔てて巨大な氷の大陸が広がっているという。


〇ママクチャ海

パーチャ地方・カーシケ地方・マプー地方の西に広がる大海。


〇ジャマンドゥ島

ママクチャ海の西の果てにあると思われる島。



★勢力


〇コスコ帝国

かつてパーチャ地方を統一したケチュア族の帝国。

コスコ州のコスコに都をおく。言語はケチュア語。

100年前に南北に分裂する。


〇北コスコ帝国

100年前にコスコ帝国から分離した帝国。

チンチャイ州のキートに都をおく。


〇南コスコ帝国

100年前にコスコ帝国から分離した帝国

コスコ州のコスコに都をおく。

チムー王国に滅ぼされる。


〇チムー王国

チンチャイ州に位置するモーチェ族の王国。

大昔パーチャ地方で強勢を誇ったが、300年前にコスコ帝国に征服される。

コスコ帝国が南北に分裂すると復興し、再び勢力を拡大してコスコ帝国を滅ぼした。

チャンチャンに首都をおく。言語はムチック語。


〇サランゴ同盟

北コスコ帝国とチムー王国の間に存在する諸王国による同盟。

グアポンデレグに都をおくカニャーリ王国が盟主を務める。

弱小勢力同士で協力し合うことで両大国とうまく渡り合っている。


〇ムイスカ王国

カーシケ地方に位置するチブチャ人の王国。

バカタに都をおく。


〇タイロナ王国・カリマ王国・シヌー王国

カーシケ地方に位置するチブチャ人の諸王国。


〇チェー族

マプー地方を支配する民族。小規模な首長国を多数構成している。


〇イーボー王国

ジャマンドゥ島にあるとされる王国。ノンブサドゥクオウという王がチムー王国に使者を送ってきた。都はヒヨウにあるともいえば、ラングジュにあるともいう。



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ハトゥン・ジャクタ アルマダ @galleon

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