魔王、異世界転生した
@pepenope
第1話 我、転生しました
突然だが、貴様らは異世界転生?とやらを
知っているか?
そうだ、あのチートスキルで無双するアレだ
実はな、我も困ったことに異世界転生?を
してしまったのだ
クソッミカエルノヤツマンガカエサナカッタクライデ…
まぁそのだな
普通に異世界で魔王を倒す的な感じだったら秒で終わるのだが……
なぜだか令和?平成?とかいう元号というものがある世界へ来てしまったのだ
なぜ来てしまったのかを今から見せよう
____________________
我「フハハハハハ!!」
「面白いな!この漫画とやらはッッ!」
「ミカエルのやつに借りて正解だった
な、だがこんなものをどこで……」
側近「魔王様、ミカエル様からお手紙が…」
「…魔王様、仕事中にマンガを読むなど
あれほど言ったのにまた呼んでいるの
ですか?」
魔王「い、いや…あの…そのだな、文字……
そう文字を読む練習だ!」
側近「あんた何歳だよ…(ハァ)」
魔王「そんなことより!ミカエルから手紙が
来たのではないのか?」
側近「はい、どうやら怒っているらしいので
すが」
「魔王様またなにか怒らせるようなこ
とをしたのですか?早く謝った方が
いいですよ」
魔王「なぜ我が悪いという前提なのだ」
側近「だいたい魔王様が悪いじゃないです
か」
魔王「……さて、手紙の内容は…」
ミカエルからの手紙⤵
『拝啓、魔王様
漫画返せ、バカ
300年借りパクすんなよいつまで読んでん
だよ 』
魔王「シンプル悪口…」
側近(後ずさり)
魔王「?なぜ離れるのだ?」
ミカエルからの手紙⤵︎ ︎
『PS、 お前は1回痛い目を見た方がいいと思
ってなお前の魔王の玉座の下に異世界転生
の魔法陣を貼っておいたぞ』
魔王「魔法陣?」
(自信の座っている椅子の下の魔法陣が発動
し)
魔王「え、ちょッッ…」
側近「魔王様、今晩のお夕食はいかが致しま
すか?私がハンバーグ食べたいのでハ
ンバーグでいいですか?」
魔王「そんなことより助けろぉぉぉ!!!」
____________________
そんなこんなで転生してしまってな
全くミカエルも短気だな
そろそろ話に戻るか
じゃあ続きをみてくれ
____________________
魔王「ここはどこだ……」
(倒れている)
??「あの、大丈夫ですか?」
魔王「ん?あぁすまない少し気分が…」
??「救急車呼びましょうか?」
魔王「いやこんなのすぐに治る」
??「そうですか…」
魔王(こいつ…我を見ても怖がらないだ
と!?まぁいい…名前くらいは聞いて
やろう)
魔王「お前、名前はなんという」
??「え、あ…えっと僕の名前は海南 葉月」
カイナ サヅキ
葉月「君の名前は?」
魔王「我の名前は…(まずいな、いつもの通
りに名乗ると不審がられる…)」
(周りを見渡し、看板をみつけ)
魔王「(よし、この名前を使おう…)」
「我…じゃなくて俺の名前は佐藤 駿」
サトウ シュン
葉月「そっか、これからよろしくね!」
魔王「"これから''?」
葉月「え、だって君転校生だろ?制服同じだ
けど学校じゃ君は見た事ないし」
「学校のことなら僕に案内させてよ」
魔王「学校?(我1500歳はあるはずなんだ
が…)」
「(いや、まてよ父上が昔言っていた
な)」
《回想》
先代魔王「いいか、我ら魔王の歳は人間の普
通の歳の100倍で数えるのだ」
幼少期魔王「100倍?」
先代魔王「そうだ、例えばお前はいま900歳
だな?これは人間の歳で言うと9
歳だ」
幼少期魔王「へぇ〜!父上はなんでも知って
いますね!」
魔王「(なんて言ってたな…じゃあ我は今約
1500歳…だから15歳、人間で言うと学
生か)」
葉月「あの、大丈夫?」
魔王「すまん、なんでもない気にしないでく
れ」
葉月「というかさ、倒れてたから保健室に行
った方がいいよね?」
魔王「いや、治ったから大丈夫だ」
葉月「そっか!……って遅刻しそうじゃ
ん!早く行こうぜ!」
魔王「あ、あぁ」
…我この世界で普通に生活できるのだろうか
続く……
魔王、異世界転生した @pepenope
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。魔王、異世界転生したの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます