わたしのアール

煮街道

第1話

私、屋上で靴を脱ぎかけた時に三つ編み先客に声をかけてしまった。「ねぇ、死ぬの?やめなよ」

三つ編みの女の子はの小学生くらいの子だった。

別に興味もなかった。誰が死のうが関係なかった。でも声をかけてしまった。

三つ編みの女の子は語る。

「運命の人だったの… どうしても、、どうしても愛されたかったの…!!」

ほぼ癇癪のように叫びながら語る女の子。私はつい言ってしまった。

「ふざけんなッ!そんなことくらいで… そんなことで私の先を越そうだなんて!!!欲しいものが手に入らない…?奪われたことすらないくせに!!!」

そうやけクソに言えばなにかハッとした様な顔をして「話したら楽になったよ。」そう言って三つ編みの女の子は消えていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

わたしのアール 煮街道 @nikqidpppp

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ