🗡🐺狼駄様の作品「マーダ『森の護り人・ファウナ』-ローダ第零章-」は、ファウナの運命が一気に翻弄される冒険の幕開けとして圧倒的な緊迫感を放っています。シチリア島の神聖な森で、平穏無事な日常を過ごしていた彼女が、家族と共に守っていた森を守る役目を奪われ、暗殺者の手により家族を失う――その瞬間、彼女の成長の物語が始まるのです。まだ謎めいた力を秘めたファウナが、魔導書と共に覚醒し、仲間たちと共に戦う姿には、どこか儚くも強い決意が感じられます。すれ違う運命、隠された陰謀、そして彼女自身の力に目覚める瞬間が織り成す世界観には、思わず息を呑んでしまうほどの深みがあります。途中で疲れ果てたファウナが、仲間に支えられながらも新たな試練を迎える予感が、物語をさらにスリリングにしています。どんな運命が彼女を待ち受けるのか、次の展開が待ち遠しい!
のっけから意表を突かれることの連続です。
おお、いきなり激しい、イタリアの島の形が……
お、今度はのどかな物語、あれ? いや、えええええ~!!!!!
主人公のファウナを、いくつもの数奇な運命が襲います。
そんな彼女を守る二人の美女と、そこに迫りくる個性的な能力者や軍人たち。
魔道、剣技、異能の力、それに機械文明にミリタリー。
色んな物が混ざりあって、それでいて全部がキャラ立ちしています。
描写も細やかで、リアリティに富んでいます。
大きなスケールの世界観の中で、自然体で和みキャラの主人公。
先が読めない展開に、ハラハラドキドキしてみてはいかがでしょうか。