学生時代はそれなりだったが、会社で営業に配属されてからは芽を出せないまま年月だけを重ねていた主人公。ある日、飲みに付き合わされた結果終電を逃した主人公は、そこで一件のCDショップ屋に出会う。学生時代の友人たちと好きなアーティストのCDを貸し借りし合った記憶が過ると、何かに引かれるようにしてCDショップの店内へ。 将来が深夜の暗闇のように感じ始めていた青年が、小さな出会いをきっかけに希望の光を見いだすお話。輝きは過去にだけあるものじゃなくて……。