登場人物 虚空の先へ
◆一之瀬 涼
虚空石過去、始まりの夢
2つ普通の人とは違う
1 記憶力🔜虚空石過去の影響
2 夢(宇宙の歴史と少女)🔜虚空石過去の影響
母方の祖先(おばあちゃんがルイス教の日本支部の神の巫女で、彼女と日本人のおじいちゃんの子が母)が白色系(ルイス家の血を引き継いでいる)のクォーターのため、色白でとても爽やかな美形の少年
⚪性格⚪
接すると優しいが、その優しさは作り物
両親が死んでからは心底には誰にも求められていないと言う思いがある。
また、虚空石の影響から宇宙の過去、ビッグバン(究極の空)や何も無い138億年の時という、暗闇のさらに先の深淵を見た涼は中三からずっとヨハン・リーベルトまではいかないもののかなり病んでる。
両親の葬式の日に榊原さんに
➡「生」を見失ってるが、同じ何も無い暗闇(=宇宙)に閉じ込められた者である夢の中の「少女」にのみ関心がある。
➡でも所詮は夢、この世界には用はない って感じ
➡両親が死んで、深淵を知って1年後、自殺未遂をする(誰も悲しんでくれる人なんていない、僕がいなくなっても世界は何も変わらない、無条件に愛してくれた両親、唯一僕のことを愛してくれた両親はもう存在しない、ならいなくなってももう誰も何も思わない)
➡梓咲に止められ、梓が泣いてくれたことに「生」を感じ、「死」ぬのはやめにした。
「あの日からずっと僕の心は泣きたがってた。でもやっと今日流せた。梓咲、ありがと」
(ヨハン・リーベルト状態が緩和し、表情が明るくなる。➡この変化の後雨宮に告られる)
➡「生」に意味は無い、でもわざわざ自分で終わらせるくらいなら、梓咲のためにでも生きてみようかな(ヨハン・リーベルト状態が緩和)
➡行かないといけない場所がある「真理を榊原さんと共に追究し始める」(特別に研究室に入れてもらう)
➡今(物語の始まり)に繋がる
➡ルイス「夢の中の少女」との出会いで、忘れかけていた暗闇を思い出す。
・進学校 高校生 2年
・生まれつき頭がいいが、虚空石のおかげで超天才(虚空石過去の恩寵)
➡138億年の時を知ってる
➡1度見たもの(体験してもの)は直ぐに思い出せる
テストでは作問者の記憶という過去を通して解法が思い浮かぶことも!
➡頭良くても何にもならないと思ってた
この世界にいる意味が無いんだから
・虚空石過去の影響で時々頭痛が起こる(138億年の暗闇の記憶がフィードバックする&脳のキャパの問題)
・中三の夏に両親を亡くしてからは榊原家(埼玉)で暮らしてて、事故(時空振動『神奈川大震災』『神災』後は研究施設がなくなり、東京も復興が進んで榊原さんも東京の研究室に移ることに。涼が中学卒業するまでは榊原さんが単身赴任、涼が高校になる時東京の学校へ行き、一人暮らしを始める。梓咲は高二のまま涼と同じ都立トップ高校に編入。
・両親は共に著名な研究者、涼はかなりの財産を全て相続した。一人暮らしを始めてからはそのお金で生活してる
・目標だった両親がなくなってから、そして虚空石過去を手にしてからは生きる意味・目的を見失う。➡ヨハン・リーベルト状態が加速する
・幼なじみの梓咲とのあれこれで、生きる意味、目的(究極の空の追究)を取り戻す。『 虚空の柵』を克服
・唯一認めてた「夢の中の少女」ルイスとの出会いを経て、さらに生きるということを知っていく。
・幼少の時虚空石をこっそり持ち出してから夢に「ルイス」が出てくる
夢の中でルイスは涼と同じ歳の取り方をしている
➡自分と同じで暗闇の中を何億年(宇宙にいる時間)も過ごしている
➡もう一人の自分?亡くなった妹か姉、双子がいる?という疑問
➡彼女の顔立ちは日本人のそれではないから母方の祖先か?
➡運命の人?(どこかで探してしまう)
◆両親
大学生時代に出逢い、ふたりとも物理学科の研究者になるのが夢で意気投合。
そのまま入籍し、涼を出産。
父は母さんを助けながらも大学院で学び、それを母さんに共有しながら育児、家事の手助け。博士号を取得。
母さんは3年間育児に務めて、幼稚園に通い始めてからは再び勉強し、父に遅れて博士号を取得。
その後、大学で教育しながら研究する現代のキュリー夫妻と呼ばれる。
◆ルイス(名)・〜(宗教の名前となる家名)・〜(神子を示す名前)
虚空石未来、終わりの夢
⚪性格⚪女神のような完璧な性格だが、それは造りもの。本当は重度のスピリチュアルペイン(虚空石未来で全ては無に帰すことを知っているから&過去の柵)。
地球人に来たばかりの時は何一つ喋らないが、だんだん心を開いていく。
「自分はなんなのか、多くの人を犠牲にして、その上にいる私。どうせ無になるんだから意味無いんじゃないか」
🔜!心の先生=私のKの自殺後って感じ
➡このことは唯信頼出来る〜にだけ話す(人類生存の象徴であるルイスが精神に支障があることを隠すため、〜は門外漢だが、カウンセリングで紳士に聞いてくれる。〜は『虚空の柵』の命名者➡〜はルイスに地球での出会いで心を開いて欲しいと思う)
➡地球に来てからは段々と周りに心を開いていき、楽しい日々の中で「今を楽しむことの大切さ」に気づくが...。
自分のために犠牲になった前地球人に報いるための償いをしている「自分は楽しんじゃダメ、幸せになっては行けない」
まだ「宇宙の終わりの夢」の影響で虚無感がある
本当はそんなに大人じゃなくて、弱い所もあるが一人の時しかその顔は見せない。
➡さらに楽しい日々を通して両親や〜が言うように「1人の少女として幸せに生きる」ことを望んでしまう。
◆このアンビバレントな感情を抱く中で苦悩に苛まれる◆
➡どうしようもなくなって、ある時信頼してる涼にだけ夢のこと、過去を明かす。
・時々夢の中に、地球に住む少年の姿がチラつき、隕石が落ちて光に包まれると共に夢から覚める。その少年が涼そっくりなこと。
(虚空石過去の保持者、そして器の存在、色から空へ宇宙の時が閉じる瞬間)
➡ルイスの話の後、涼の過去と「始まりの夢」について知ることによって、また始まる『円環』ことを知り、虚無感が晴れる。『虚空の柵』を克服。また、涼に過去を話すことで過去の柵から解放されて、慕う涼とずっと一緒にいることを決める。(涼もルイスと共にいることを決めてる)
絶世の美女(ルイス家の巫女という血筋がいいから)でこれ以上はないほど美しい➡世界三大美女も勝てないほど
スタイルはエルフのよう
美貌に加えて、全ての人から「遺伝子」がとても遠いので、ますます魅力的。
虚空石(未来)を持っている。
◆榊原 梓咲(さかきばら あずさ)
榊原〜の娘
涼のひとつ上 で子供の頃から仲のいい幼なじみ。
育ちがいい
ふつうに可愛い
頭はすごく良いが、涼には及ばない。
子供の頃(第二次性徴の前)はお泊まりの時一緒に寝てたり、お風呂に入ってたり、といった仲。
涼は梓咲には恋愛感情はなく、どちらかといえば姉弟っていう感じ。でも梓咲の方は、だんだん美形になっていく涼に恋心が芽生え、涼が大好き(関係が壊れてしまうのが怖くて思いの丈を伝えられない)➡榊原家+涼の家族写真を折り曲げてツーショットになるようにして大事にしてたり➡周りは脈アリだと噂してる
◆榊原 〜虚空石に真理を追究する者
天才物理学者。量子力学や相対性理論における世界の最先端にいる人物の一人。同じ研究をしていた涼の両親ととても仲が良くて、涼を我が子のように可愛がってた。二人がなくなってからは涼を気遣っい、家に迎え入れることに。虚空石の内部に高次元空間が広がっているということを知ってるうちの一人。
■榊原〜
巫
「うちの娘使っていいから」
「もしかして今エッチなこと考えた?」
◆〜
ルイスと同じ前地球人で、研究所でトップだった人。家族を失ったルイスが最も信頼している人。
後に榊原と共同で虚空石と宇宙の関係を調べていく。
ルイスが『虚空の柵』に苛まれた時、唯一信頼されていた〜がルイスの話を聞く
➡人類生存の象徴であるルイスが精神に支障があることを隠すため、〜は門外漢だが、カウンセリングで紳士に聞いてくれる。〜は『虚空の柵』の命名者➡〜はルイスに地球での出会いで心を開いて欲しいと思う
◆雨宮 緒椋(あまみや おぐら)
涼の同級生で、1年、2年共に同じクラス。実は同じ中学校出身だが、
笑顔が似合う活発な女子高生。
頭は普通だが、(✳進学校です)
可愛さはクラスでは三本指に入るくらい
1年の時、涼に告白するが断られる。(「好きないる人が他にいるから。」➡梓咲さんかと小椋は思うが、実際は涼が夢に見る少女、ルイス)
◆〜
涼の同級生。小椋同様に1年の時も同じクラスで、涼の数少ない友達の1人だが、〜は人気者(交友関係が広い)で涼だけと一緒にいる訳では無い。
◆〜教の方々
⚪法皇〜ヨハネス・ハイルナー
➡『地球規模の災害時のための、世界同時予行練習』に応じて、した予言の後、暗殺される
⚪〜ヨハネス・ギーベラント
夏休み明けに転入
「白色系のイケメン」
➡ルイス教の手先(ルイスが本物の女神ルイスであるかを確かめる➡世界視ができるか実験する 例えば未来を予測できるか、?とか)
➡虚空石の世界視は細かい未来を見るのは困難でできるのはファーストのルイス(盲)くらい➡このことに加え、「今を生き、今を見」始めているルイスには予測などできず、偽物と判断する。そして、冬休みの前に転校してしまう。
✳ホープ法皇の大予言に便乗し、世界の各地で、誰々が女神なんじゃないのかとか、うちの子が難産の末に生まれた奇跡の子だから、もしかしたら女神かもしれない、と言う話で溢れてる
⚪
空色文庫ー虚空の先へ/君がための物語ー 空花凪紗 @Arkasha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます