後書
完結までお付き合い頂きました皆様、ありがとうございました。
こちらの後書きはアルファポリスとカクヨムのみに載せます。
なろうでは一話毎にちょいちょい一言いれたりしてたので、それができない二つには後書きとして。
私の作品の幾つかは、色々と物議を醸しそうな、賛否あるお話となってます。
それからテンポ優先してるので、説明が足りない部分もあるのですが、そちらは申し訳ないです。
ええとまず、番について。
覚醒は「番だと起きやすい」だけで番じゃなくても稀にあります。
二人の愛の奇跡です!ファンタジー!
それで、番を結び直した話が冒頭にあるけれど、リーヴェルトとエデュラは違います。
奇跡が起きた二人だけど、番、ではなくて。
対外的にも、エリンギルに対しても「番だ」とした方が都合が良いのでそうしてるだけですね。
身近に番多くね?
多いですね。偶々です。
本来、エリーナ姫が良い子であれば、幼い内に全員会う形になりました(リーヴェルト以外)
エリード王子もエリーナ姫もそれぞれの番と出会って結ばれたし、エデュラとエリンギルも幸せに過ごしたかと。
親の責任、王として。
まず、貴族の親って、日本の家族とはまあっったく違うという事を念頭に書いてます。
勿論国にもよりますが、産んだら農家とか?に里子に出されます。
おくるみのまま壁に吊るされたりして放置されたりとか、結構酷い扱いだったりして、1~2年で死んでしまう事も多いとか。
裕福な貴族は乳母を雇って面倒を看させます。
ダウントンアビーという近代貴族のドラマとかも観ましたが、親は毎日決められた時間にちょこっと会ったりするだけ。
通常の貴族でも子供とべったり過ごす事はないです。
ましてや王族ともなれば、公務に忙しい。
余程子育てに重きをおく人でもなければ、家庭教師を付けて放置です。
一応現代の中世を元に世界観構築してます。
あと、何故注意しなかったか?
公務さえ出来ていればまあいい、と放置されていたし、部下達や使用人はエデュラが報告するのを止めてました。
エリンギルの不興を買ったら、その人達が酷い目に遭うからです。
王と王妃は王子とエデュラの不仲には気づいていたけれど、それは二人が関係を構築できなければそれまで、と思っていたから。
例えばリリアーデの件もエデュラ自身で対応できなければ王妃の資格はないと見做されます。
優秀な王は優秀な親たりえるか?
私は否だと思います。子育てのプロでは決してないので。
王の責務は、次代を継ぐ子供が王として立てるかどうかを判断する事だと思ってます。
そう育て上げられれば猶良いというだけ。
ただ、任せきりにし過ぎたという反省はしたので、少し監視と子育てに注力するように王と王妃は変更しましたが。
世の中のお父さんお母さんは子育て大変な事も沢山あると思いますが、尊敬してます。
人を一人育てるって簡単な事じゃないですもんね。
リリアーデとエリーナは性格が悪いです。
可哀想というよりは、なるべくしてこうなった結果なので。二人とも自業自得。
ただ、若い内の過ちって誰でもあると思うんですよ。
中高生くらいなので。
その後成長して、思い改める事もある訳です。
物語の中では狂ったような悪人も確かにいますけれど。
リリアーデを擁護する訳じゃないですが、好きな相手が自分を選んでくれて幸せに過ごせて。
でもきっと、今だけでこの先捨てられてしまうだろうという未来が分かっていたら。
薬を盛らずにいられない人はいると思います。
牽制したり馬鹿にする所は性格悪いし、防御行動にしても残念ですけど。
ちなみに作者がその立場になったら、薬は盛らないです。
そもそもそんな高望みしない!
小説にならないな!!!
エリンギルはこの先何百年かずっと彷徨います。
色々な場所で様々な人達に触れ、でも何処にも居着かずに。
小説としては書きませんが、リーヴェルトと会話する機会もあると思います。
エデュラには一生会わないけど(遠くから見るだけ)
リーヴェルトとエデュラの寿命は500年くらい。
エリンギルは300年くらい。
補足説明はこのくらい。
読んで頂くのも、色々な事を感じて、それぞれの視点で感想を頂けるのも、めちゃくちゃ嬉しくて感謝してます。
色々な人の考え方、受け止め方を見る事で勉強にもなりますし、嬉しい!
これからも思うまま、色々書いていく予定なので、少しでも楽しんで貰えたら幸せです。
本当は一人一人にお返事したいのですが、出来なくてすみません。
その分執筆頑張ります。
運命の番?棄てたのは貴方です ひよこ1号 @hiyoko1go
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