第2話 最近は構成をちゃんと考えるようになった
小説を書いていて詰まりやすい原因は、何を書けばいいのか、先の展開をうまく考えられなくなるところにあるのではないか
そんなふうに思ったので、最近は事前に小説の構成を最後の方まで考えてしまってから書くようにしている
どのような人が主人公になり、どのような能力や外見、特徴などを持っており、どのような人に会い、事件と遭遇し、どのように対応するのか…
そういったことをざっと書き連ねていき、最初から最後まで、だいたいの話の流れを作ってしまう
そうすると、少なくとも書いていて展開に詰まることはなくなる
そして事前にこの話は面白そうか、そうでなさそうかの判定をすることもできる
最後まで考えてみた結果、この話はあまり面白くないな、とか読者の共感を呼べそうにないな、と思ったりしたら書くのを保留しておく
そして別の小説の構成を考えてみて、どちらが面白そうかを比較し、より面白そうな方を実際に書いていく
こんなふうにやってみると、企画を練る力も身につくし、構成力も身につくしで、小説を完成させやすくなりそうだ
構成ができたら人に聞かせて反応をみて、良好な方を選ぶというのもありかもしれない
人を選ばないと、逆効果になる可能性もあるけれど…
小説を書きながら考えたこと 風宮れい @ykenjou
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