The fool O.K.

スロ男

——Ready?

 カガシティに侵入レイドしたのはヤマナカホットスプリングを愉しむため。旅宿オテル棺桶コフイン発条スプリング具合を確かめた後、タナカ=サンはぶらりまんでカクセンケイを堪能エンジョイ。帰投中、温泉シティなのに何故かあった風呂桶屋に驚き、店内ハンバイスペース没入ジャックインした。

「店主、なぜ風呂桶屋なんてやってる?」

 訊くも野暮という調子で店主マスター

「ホットスプリングを受け止める桶、必須。浸からないのか、客人カウボーイよ」

「浸かる」

「ならば求めよ。ウチの桶は特別製スペシャル。没入すればそこは電脳空間サイバースペースだ」

御座候今川焼(回転焼き)」

 試運転アルファテストしてみると、確かにそこは電脳空間。攻性防壁アイス防火壁ファイヤウォール舞い踊っているダンス・ダンス・ダンス

 タナカ=サンは喜び勇バーンブレイブんでトラップ解除バーンしていく。サクサククリスプと崩れていく氷と炎の歌声に聞き惚れる。が、突然の終止符フェルマータ

 どうにもならない壁が聳え立ち、

 囲まれるクイックス

 逃げ場がないボンバーマン

 このままだとエクスタ死残機尽きしかない。

 一匹の、溺れる魚があった。電子流データストリーム上上あっぷあっぷしながらタナカ=サンへと語りかける。

『チカラが干し烏賊🦑』

「力が乾飯ほしいい

「ならば呉れてやる」「蜀れてやる」「魏れてやる」

 流れ込む力の奔流become blond瓦解する壁Deutschland電脳空間の崩壊Cyber Usher脱出Exodus

 世界がズルムケになり、店主がにこやかに出迎えた。

「成ったな、客人」

 タナカ=サンは店主と固く握手し、記念として桶を購入。ホットスプリングに入湯ジャックインするまでもなく、熱い時間ほっとっとタイムを過ごしたのだった。


 後に、店主マスター語る。

 私は偉大なる客人グレーターカウボーイを出迎えたことがある。彼または彼女は、強烈な自己暗示プログラミングによって世界を形成クリエイトし、さらにはそれを打ち破ブレイクスルーった。完全なる自作自演マッチポンプ。しかし、その姿は神々しくHoly shit!もあった、と。

 これをもって全能桶オールオケと成す。

 田中は太陽タナカ=サンだ。



あとがき:とても眠いです。睡眠時間削って何やってんだという気がしないでもないです。

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