ニンカツその二十八「女騎士の媚毒治療」
「んんひぃっ! んんっ! くぅうっ! んんん~~っっ!!」
女騎士が昇りつめたのは、これで何度目だろうか。
あぐらをかいた《オレたち》の腕の中で、それでも嬌声をかみ殺すテリーヌ。
意地悪なマセガキの姿の《オレたち》は、甘い匂いがするふかふか綿菓子の肢体を、垂直に激しく揺さぶる。
「ぁあっ、ま、またっ!? あっ、んっ、くぅうっ! はぅんっ!」
顔に乗っかる巨大な乳白色の塊を高くバウンドさせ、反動で落ちてきた先端を口でナイスキャッチ。
コリコリした突起を存分にしゃぶり尽くすと、テリーヌはイヤイヤと駄々をこね、銀髪縦ロールを振り乱す。
「ひっ、ひぅっ、ひぃんっ! 噛んじゃダメ、吸うのもダメっ! 舌で転がすのもダはメぇえっ!」
解毒剤を飲ませ、激しい運動で新陳代謝を促進させる。
忍法『
大量の汗と体液を分泌させ、媚毒の分解と排出を促す忍者の治療法だ。
「《オレたち》優しいよな!」
「好き勝手しても良かったのに」
「治療してやるなんて」
「何もやましいコトはないさ」
「だから」「存分に」
「「啼いていいぜっ!!」」
「んぁはあんんっ! ああっ! そんなっ! そんなコトっ! ムリムリムリぃ~っっ!!」
驚くほど逞しい少年のカタい下腹をお腹にゴリゴリと押し付けられ、ローパーの触手に体外刺激の開発をされた体の芯が再び弾けた。
「んんぁああああああっ! また来ちゃうっ! 来ちゃうっ! 来ちゃううううううんんんっっ!!」
――ぷしゅあああああ……。
「よしよし。順調だ」
「この調子でいっぱい出そうな」
「いやああ……っ。ダメですっ、もうムリぃ……出したくないのぉ……っ」
全身上下運動を止めたい一心で、小柄な《オレたち》の細い腰を、ギュッギュッと両太股で締め付けるテリーヌだが。
「ダメだよ、お姉ちゃん」
「もっともっと気持ちよくならなきゃ」
「気持ちいいのは、効果覿面だから」
「トロトロに蕩けようぜ、ほぉら!」
『オレたち》はぐっと身を起こして女騎士を押し倒すと、ヌルヌルの脚の間からスルリと体を抜いて膝立ちになった。
良く発育し、鍛えられてもいる優美豪奢な仰向けの無垢な姿を、くるりと裏返して四つん這いにさせて。
突き出させた逆ハート型、完熟寸前で蜜の滴る白桃に、《オレたち》は思わず舌なめずりすると。
「きゃああんっ! な、何をっ!? おふっ! んぉんっ! んぁあっ!?」
しっとりと濡れ、程よく温められたチーズの塊は、《オレたち》が鷲掴みにすると柔肉を震わせ、ぬちゃぬちゃといやらしい音を立てる。
「よぉく揉み込んで」
「ツボを刺激してるんだ」
「「効いてるだろ?」」
「んはあっ! 撫で回されて、揉みくちゃにされてぇっ! んんっ、んーっ!」
健気に悲鳴を押し殺そうと唇を噛む、誇り高き貴族令嬢。
そのきゅっとくびれた腰を両手で掴み、ぐいと引き上げて、《オレたち》は薄く滑らかな彼女の下腹に、両側から揃えた三つ指を押し込んだ。
「くひゅっ!?」
「優しいよな《オレたち》」
「お姉ちゃんがダメって言うから」
「上も下も、三つとも」
「手を出さずお預けだ」
「「高くつくよ、お姉ちゃん」」
言いながら腰を前後させると、くびれがいい感じに擦れてこれはこれで。
《オレたち》も『氣』を限界まで練るために、高ぶる必要があった。
治療が必要なのは、媚毒だけではなくなってる。
もっと大量で高熱の『氣』が必要だ。
「んひぃっ!? お腹に喰い込んでっ! またぐりぐりっ、ぐりぐりがぁっ! あっおっおっおおおっ!」
獣の姿勢で汚く唸り、仰け反る背中に転がる汗の珠。
揺れる銀髪に見え隠れするうなじから、ほくろ一つ無い肩甲骨、背筋から腰、そしてお尻まで。
火照り朱が差した乳白色の肌が、艶めかしくくねり、真珠のように輝いて。
「おぅんっ! んぅっ、んふっ、ふぉおおっ! お、おへそにぃっ、くいこむぅっ! ゴリゴリ喰い込んでぇっ! あぉおおおおお~~~っ!」
感極まった少女は白狼じみた遠吠えを上げ、その美しい体を震わせる。
「奥に当たってますのぉっ! 奥にっ! 奥にっ! 奥が震えてぇえんんっ!!」
貞淑な令嬢の立ち居振る舞い、清廉な騎士の気高さを忘れ、あられもなく泣き叫ぶ姿が《オレたち》を興奮させる。
身も心も解きほぐされる解毒の悦びに突き上げられ、ふっと浮き上がる浮遊感共に、純白の光に埋め尽くされて。
「真っ白になりますのぉっ! わたくしっ! 光にぃっ! 真っ白なっ! あっ、あっ、あああああ~~っっ!!」
強烈な高波が通り過ぎた後、彼女はがくりと前のめりに崩れ落ちた。
全身を滝のように流れ落ちる熱い汗。
夢心地のまま荒い吐息を漏らし、ぐったりと体を投げ出して。
「こ、こんな、我を忘れて乱れるなんてぇ……信じられないですわぁ……」
息も絶え絶えになり、羞恥に顔を伏せ肩を震わせるテリーヌだが、まだ施術は終わってない。
すっかり柔らかく三つ指を咥え込むようになったお腹に、再び指先を押し込む。
「くひゅっ!?」
「ごめんな、お姉ちゃん」
「お楽しみはまだあるんだ」
「もう少し念入りに治療するから」
「《オレたち》を煽ってくれよ!」
「「それじゃイクぜ!!」」
「んぇっ! えぅうう……っ!? お、お腹の奥ぅっ、つっかえてますのぉっ!? おっおっおっ、お゛ぅっ! んぉおおっ! おふぁああっ! お゛ぉっ!!」
――ぐりゅりゅっ、ぐりっ、ごりっ、ぐりゅんっ!!
――ぐぢゅるっ、ぢゅりぢゅりぢゅりっ!!
――ぢゅぷぷっ、ぢゅちゅんっ! ぢゅぷっぢゅぷっぢゅぷっ!!
「っおおおっ! おぉおおおお~~~っ!! おっおっおお~~っ! お~~~~~っ!!」
高々と持ち上げられた腰の、おへその窪みを深く真っ直ぐ揉み込む、剛直の執拗かつ振幅激しい反復マッサージに。
チカチカと眩い白光が瞬き、テリーヌの視界を埋め尽くす。
「ふぁああっ、ふぁああっ、ふぁあああああ~~っ! あっあ~~~っ!」
もう何も考えられず、ひたすら喘ぎ続け、全身をこわばらせて。
全身に熱いモノが駆け巡る。
お腹の奥で燃え盛り、駆け上る炎がまたお腹を熱くして、彼女を治療する彼の炎と共鳴して更に熱く、熱く、熱く!
「っひ! いっ! いっ! いぁあああああぁ~~~~~っっ!!」
最後の大きな衝撃が、甘い痺れと共に彼女の意識を吹き飛ばした。
――ぶしゅっ、ぶしゅっ、ぷしゅああああああ……っ!!
「あ、あ、ああああっ! あはぁあああ……あはぁ……あはぁ……っ!!」
もはや一片の尊厳も打ち砕かれ、恍惚に歪み蕩けた無惨な顔で。
女騎士は体奥まで染みこんでいた媚毒を、勢いよく一滴残らず排出し尽くす。
「ううっ! すげぇぜっ!」
「ああっ! これで仕上げだ!」
「《オレたち》の『氣』を」
「オマエの丹田で」
「「受けとめろぉっ!」」
《オレたち》も体内に循環させ練り上げてきた『氣』の高ぶりを、テリーヌのへその下へ思いっきり解放する!
――どくんっっ!!
「がふっ!?」
鳩尾まで食い込む強烈な衝撃に、喉を震わせ濁った声を吐き出す女騎士。
――ゴォッ!!
練り上げてきた膨大な『氣』が猛火となって、全身を駆け巡り燃え上がる。
「んぐっ、んぉお゛っ! お゛ぉお゛お゛お゛お゛~~っっ!!」
この時の為に痴態を演じさせ、興奮と共に練り上げてきた『氣』だ。
媚毒の裏で彼女を蝕むもう一つの毒、彼女の欲望が生んだ『淫気』を悉く焼き尽くす為に!
「あ、あつぃいいっ! もえるっ! もえてますのぉっ! おなかがっ! わたくしがぁあああああああ~~っ!!」
――ゴォオオッ! キュバァアアアアッ!
「あはぁああああああーーーっっ!!」
灼熱と閃光が《オレたち》と彼女を包み、視界を漂白する。
駆け抜ける衝撃と脱力感、そして純化される快感に、意識がかき消されて。
「あ、あぅ……んぁあ……あふ、ふぁあ……あ、あ、あ……っ」
全て放ち尽くし、あぁと呻く《オレたち》。
「終わったぜ、テリーヌ」
「これでもう、大丈夫だから……」
媚毒も淫気も焼却され、何も出なくなった空腰をがくっ、がくっと振って虚ろに喘ぐテリーヌに寄りかかり。
「んぁ……あ……あぅ……んんぅ」
《オレたち》の手は彼女の美しい銀色の髪を、愛おしく梳いていた。
次の更新予定
毎日 19:00 予定は変更される可能性があります
《オレたち》の異世界ニンカツハーレム日記 @m_imura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。《オレたち》の異世界ニンカツハーレム日記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます