第3話 言葉の無駄遣いはしなくていい。(終章)
結局、「言っておかないと、何かあった時にこっちのせいにされてめんどくさい」、ということで「これ、言う意味あるのか?」と思うようなことが書かれたり、言われたりしているのだろう。でも、正しく機能しないようなものは、言葉の無駄遣いに思えて仕方がない。言うなら、ちゃんと、伝わるように、意味のあるものとして、言ってほしい。言っときゃいいや、じゃねえ!言葉をなめるな。
一度、放たれた言葉というのは、責任が伴う。だからこそ人は、曖昧な言い方をしたがるのかもしれないけれど、無責任なものが重要視されることも、またない。
言うべきものがあるから言っている、というのなら、そこはきちんと責任を持ってやってほしい。
***
余談であるが、私は、「目的以外の利用(?)」は大好きである。ワンコインショップなどに行けば、これで、あんな教材が作れるのではないか?こんな実験小道具が作れるのではないか?など常に考えている、学芸員の端くれである。言う方も責任を持って言うべきであるが、言葉を受けて行動する方も責任を持ってやるべきなのである。さすれば、新しい発明も生まれてこよう。
はっきり言わないのに、言ったことにして責任逃れをするのは、ズルくないだろうか? 暁香夏 @AkatsukiKanatsu
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