第7話 あるあるだよ。そう、あるある。

 コツコツ……。

 アパートの階段を上る足音。


 ピンポーン、ピンポーン。


「おはようございま~す。開けてくださぁ~い」


 ピンポーン、ピポピポピポーーーン。


「受け取り拒否はできませんよぉ~! そんなこと出来ないんですよぉ~。開けないと、訴えますよぉ~。こらぁ~! いるのはわかってるのですよーっ」


 ドンドドドン。


「24時間家事手伝い何でも代行『愛会愛トリプルアイ』から参りました家政婦4号ですよぉ! ほらぁ~開けろぉ~い!」


 ドンドドドン。


「開けなさぁ~い! 開けないとお仕置きですよぉ~! こらぁ~!」


 ドンドドドン。




「……ご、ご主人様?」


 チリ~ン。

 こうして、3号の彼女と4号の彼女が入れ替わり……、物語は続くのである。



END

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有効期限は24時間!部屋に突然現れたお姉さんがマジヤバい! 桔梗 浬 @hareruya0126

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