成功はすべて運で決まる 

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成功はすべて運で決まる

皆さんはなにかに成功した、という経験はありますか?

例えば会社のとある大型の発表で、上司に褒められるほどの発表ができた。

学生だったら、今まで頑張って勉強してきて、有名な大学に合格したなど。

なにか褒められることをしたり、これをやってみて楽しかったなど、誰しも少しはあると思います。

それでは、本題に参ります。

成功する者とは、すべての運の要素で決まる。

それでは、今回の記事の内容に移っていきますが、正直に言ってしまうとお金持ちや何らかの社長さんなどの世間ですごいと騒がれている人は、全て運で決まっていると私は考えます。


もちろん、反論なども来るだろうと思いますが、そのすべて運で決まっていると私が考える理由をこれから大きく2つ上げていこうと思います。


①遺伝子と脳の構造

脳の構造は、遺伝子の影響を強く受けており、特定の遺伝子が神経細胞の発達やシナプス形成に寄与しています。例えば、BDNF(Brain-Derived Neurotrophic Factor)遺伝子は、神経の成長とシナプスの可塑性に関与し、学習能力や記憶力に影響を及ぼします。


[BDNF遺伝子…BDNF遺伝子は、脳由来神経栄養因子というタンパク質です。これは神経細胞の成長、維持、可塑性を促進し、学習や記憶に重要な役割を果たします。BDNFは脳のさまざまな領域で発現し、特に海馬において神経の発達やシナプス形成を助けています。]


遺伝子の構造で変化する才能の具体例

せっかくたくさん探したので、いろいろ書いておきます。


音楽的才能:

COMT遺伝子: ドーパミンの代謝に関与し、音楽的な聴覚記憶や創造性に影響を与える可能性があります。


運動能力:

ACTN3遺伝子: 筋肉の収縮に関与し、スプリントやパワースポーツにおけるパフォーマンスに影響します。


言語能力:

FOXP2遺伝子: 言語発達に重要な役割を果たし、発話や言語処理能力に関連しています。


数学的才能:

DCDC2遺伝子: 脳の構造に影響を与え、数的処理や空間認識に関与する可能性があります。


記憶力:

KIBRA遺伝子: 記憶の形成や想起に関連し、短期記憶能力に影響を与えます。


創造性:

DRD2遺伝子: ドーパミン受容体に関与し、創造的思考や問題解決能力に影響します。


共感性:

OXTR遺伝子: オキシトシン受容体に関与し、社会的な行動や共感能力に影響を与えます。


持久力:

PPARGC1A遺伝子: ミトコンドリアの生合成に関与し、持久力を必要とするスポーツパフォーマンスに関連します。


社交性:

SERT遺伝子: セロトニン輸送に関与し、社交的行動や不安に影響を与えます。


リーダーシップ:

MAOA遺伝子: モノアミンの代謝に関与し、リーダーシップや意思決定に影響する可能性があります。


感情的敏感性:

5-HTTLPR遺伝子: セロトニン輸送体に影響を与え、感情の調整やストレス反応に関連しています。


集中力系統・DRD4遺伝子: ドーパミン受容体に関与し、注意力や集中力に影響を与えるとされています。


集中力系統・COMT遺伝子: ドーパミンの代謝を調整し、集中力や認知機能に影響を与える可能性があります。


と、生まれつき持っている脳の構造によって、人間はある程度適正が決まってきてしまいます。

また、努力の才能などもこの世には存在しています。おもに8,12,13がそうですね。


②生まれた時間軸と環境が未来を変える

生まれた時間軸の影響

歴史的背景:


戦争や平和の時代、経済の繁栄や不況など、個人が生まれた時代の出来事は、その後の生活や機会に影響します。例えば、経済成長期に生まれた人は、より多くの教育や就職機会に恵まれる可能性がある。


技術の進歩:


技術革新の時期に生まれると、新しい職業やスキルの需要が増え、その恩恵を受けやすくなります。例えば、インターネットの普及により、新しいビジネスモデルが生まれ、多くの人々が恩恵を受けています。


環境の影響

家庭環境:

家庭の経済状況や教育水準は、個人の価値観や目標に大きく影響します。裕福な家庭で育つと、より多くの教育機会や資源が提供される傾向があります。


地域社会:

住む地域の文化、教育制度、経済状況は、個人の成長や選択に影響を与えます。例えば、教育資源が豊富な地域では、子供たちの学力が向上しやすいです。


社会的ネットワーク:

人間関係やコミュニティへの参加は、支援や機会を提供します。強いネットワークは、個人のキャリアや社会的成功にプラスの影響を与えます。


というような条件でも、成功率が変わってきたりします。

また、別の機会で話そうとしている裕福層と中間層、貧困層の子供は裕福層になればなるほど、その子供が大人になった時に裕福層になりやすいという結果があります。

貧困層はその逆で、その子供も貧困層になりやすいという結果です。

これも環境の影響が関係していると考えられます。


まとめ

遺伝子レベルの脳の構造は、人間の才能に大きく寄与しています。しかし、それだけでなく、環境要因や経験との相互作用が挙げられます。

また、生まれた時間軸と環境は、個人の未来に対して重要な影響を持ちます。

これらの要因がどのようにして個々の人生のコースを決定するのかを理解することは、教育、社会政策、および個人のウェルビーイングを促進する上で重要です。

正直、自分もこのような才能や環境などで運命が決まる社会現象をあまり良くないと感じています。

そこで、私達がこれからすべき行動とは何か改めて考え、この社会を生き延びていくことが、今の私達に必要な力なのではないかと、私は思います。




次回「タイピングが遅い?正確性がない?これをステップ別にやれ、飛ぶぞ」IT編


7/2前後に執筆完了予定

先行執筆はnoteで。

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