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概要
僕はその日、キスをするのを止めた。
推薦で芸大に進学することが決まっている音無先輩は、学校の門限近くまで美術室で卒業制作に取り組んでいる。一方の僕は、先輩が教室に姿を見せるまで、勉強をしながら居残りをしている。
ある時から先輩は、絵の具まみれの体操服から制服に着替える前に、僕にキスを求めるようになった。恋人ということでもなければ、なんらかの契約をしているわけでもない。それでも、成すがままにキスをするようになっていた。
しかし、このままでいいのだろうか?
来年の春には卒業してしまう、音無先輩。そんな先輩にしっかりと向き合うことに、僕は決めた。
ある時から先輩は、絵の具まみれの体操服から制服に着替える前に、僕にキスを求めるようになった。恋人ということでもなければ、なんらかの契約をしているわけでもない。それでも、成すがままにキスをするようになっていた。
しかし、このままでいいのだろうか?
来年の春には卒業してしまう、音無先輩。そんな先輩にしっかりと向き合うことに、僕は決めた。
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