とある吟遊詩人は自由のためにダンジョンを散歩する


この物語は転生ものでも転移ものでもなく、おそらく現代ファンタジーであり、人気の配信系のジャンルに属する作品。

なので、『数十年前に突如出現したダンジョン』を攻略するのは日本人であり、不思議な世界観。配信系なので、主人公や周りが行動することによって起こるハプニングやリアクションに対して、視聴者が反応し、それは読者側としての疑問の代弁だったり応援だったりするのです。

そういう一体感が楽しめる今作ですが、主人公のカガリは某RPGでいうところの遊び人っぽい立ち位置。とにかく自由。ダンジョンを散歩しに来てるくらい自由なのです(笑)

そんな彼は純粋な?ナルシストで、自信家。最初こそまったく役に立たない彼の歌や演奏は、いつしか色んなひとたちの心に響いていき、吟遊詩人と呼ばれるように····。

時に迷惑をかけ、遊び、輝き、仲良くなり、応援し、たまに殴って。逃げる! という、主人公っぽくない感じも好感が持てたり。

最新話までやっと追いついたのでレビューさせていただきました! 作品自体はとても読みやすく、ダンジョンを攻略していくという目標もあり。その裏ではなにやら企みもあるようで····今後の展開も気になります。

吟遊詩人カガリの個性的な存在感に、読者は魅了されることでしょう✨
現代ファンタジー好き、ダンジョン系好き、配信系好きにはオススメの作品です(*˘︶˘*).。.:*♡