概要
チームエアリーのクエストが始まった。
「敵国の姫と魔女に出会って、チームを組むって大変だったんじゃない?」
大きく目を開けたレイスが、興味深げに訊いてきた。
「……まあ、そうだな」
一瞬、彼女と視線を合わせた聖剣士リヴァイアだったが、すぐに飛空艇ノーチラスセブンのデッキへ下げてしまった。
それから、大きな溜息をついてしまう。
「正確には……組むしかなかったんだ」
自分からオードールの宿屋でエアリーとイルレに出会った話をしたのだから、話さないのもおかしいのかもと思った。
しぶしぶと、チームエアリーについて話を始めた。
「どうして?」
レイスは、聖剣士さまの心苦しさには気が付かない……。
彼女にとって聖剣士から聞ける物語は、伝説の女剣士の冒険談。
ハラハラドキドキ……、RPGを楽しむプレイヤー感覚なのだ。
「バト
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