追記

 小説の定義もいろいろとは思いますが、小説の読み方もいろいろな気がします。

これも小説の入門本にあったと思うのですが、「没入感が重要」と言うものです。ガンマンの映画を見た後、銃を撃つ真似をしてしまうというあれです(とその本にも例示した有りました)。


 確かに、映画なら少しは分かりますが、私の場合、小説を読んで、そういう気分になったことはありません。常に、第三者として主人公をわりと冷静に見ています。もちろん、彼の立場だったら自分はどう思うだろうとか、彼のような境遇だったら自分はどうしただろうとかは考えます。でもそれは、現実世界でも同じと思うのですが……。


 ある雑誌の記事で、ある男性実力人気作家(SFでも文藝でも賞を取られた方)が、「没入感」など気にしたことが無かった、プロになってから初めてそういうこと知ったと書いておられたので、私だけでは無いのかなとは思うのですが。


 ふと思うのですが、もしかすると、男性読者と女性読者で違うのでしょうか? 勿論、性別ですべてを語ろうという事を申しておりません。傾向の問題です。

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初心者の独り言ー小説とSFの定義が知りたい シュン・ニジオカ @Syun_B_Nijioka

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