大介①
今回は手間の割に実入りが少なかったが、まあヨシとするか。なんだかんだ言ってアイツのお陰で一万円は手に入ったわけだし。
それにしても天然キャラの
でもアイツもまだまだだぜ。俺の作戦が前々からの計画に基づいたものだったところまでは見抜けなかったようだからな。
俺が
写真だってそうさ。杉の木の伝説はもちろん俺も知っていた。だからもし向こうが言い出さなければ俺から提案するつもりだったし。
それにしてもテラス席で強風が吹いたのはラッキーだった。もともとこの街は風が強い。時間を稼げばもしかしてと期待はしていたが、まさか
まあ良い。宝くじはまた違うカモを見付けるとして、ギャンブルにも分散投資が必要だ。さてと、次は何して儲けるかな。
(第一話・完)
那須さん家の名探偵 北川聖夜 @seiyakita
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。那須さん家の名探偵の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます