サイバーパンク・ヤングガールズ

金子弐拾円

完結済 サイバーパンク・ヤングガールズ

「パンティパンティパンティパンティ!」

「ノーパンティノーパンティ!」

 全員、気色悪いと思う。

「お〜か〜え〜り〜! おかえり〜! おかえり〜お〜か〜え〜り〜!」

「マジでもう飲めねえって!」

 俺含め、全員気色悪い。

「あれ山田? 飲んでなくない?」

「ウォウオ!」

「山田? 飲んでなくない?!」

「ウォウオ!」

 目の前にあるジョッキを片手に立ち上がる。80人以上集まったこの大宴会を盛り下げるわけにはいかず、気色の悪いコールに促されながら泡の消えたぬるいビールを一気に飲み干す。

「はいイッキで終わらば男が廃る! ニキ! ニキ! 二木ゴルフ!」

 飲み干したジョッキを半ば強引に奪われ、新たなジョッキを持たされる。俺の出番が終わったのは、ニキどころかヨンキを飲み干した後だった。

「さすがピースイチのモテ男! 飲みっぷりが違うね〜!」

「山田こないだのスノボ合宿で優勝してるからね。4年の神崎さんサシで潰したし」

「マジで? 山田最強じゃん! 酒豪かよ!」

 このクソみたいなオールラウンドサークル”ピース”に入って、2回目の春が来た。そこそこの偏差値のそこそこの倍率の学部に入学した去年。学業と遊びを両立する、そんなキラキラした生活を期待していたが、蓋を開けてみると地を這うような大学生活を送る羽目になっていた。

 俺はポケットから財布を取り出し、5000円札を一枚机に置いた。

「先輩、俺そろそろ帰ります」

「は? 帰さねえよ?」

「明日ゼミの発表があるんで」

「知らねえよ! おい3女! 高身長イケメンの後輩が逃げようとしてんぞ!」

「えー、山田っち帰るのー? つまんなーい」

 1女とか2女とか3女とか、クソほど気色悪い。両耳にイヤホンを差し込み、足早に宴会場を後にする。地上に出ると、春の夜の肌寒さが少しだけ心地よく感じた。火照った体を冷ますため、新宿の街をしばらく散歩した。


○ ○ ○ ○ ○


「以上で私田子良子と、山田一の発表を終わります」

 まだ5月の初旬なのに、早速ゼミで発表をすることになった。「梶井基次郎の死生観」という、ここ文学部に通わなければ全く持って興味が湧かないであろう発表を、今し方終えた。

「はい、田子さん、山田くんありがとうございました。それでは、質疑応答に移りますが……」

 教授の問いかけに対し、参加しているゼミ生は無反応を貫く。まるで秋を彩る稲穂のように頭を下げて。結局大した質疑もなかったので、文学部に通っていても「死生観」に興味がある人間はほぼいないことが分かった。

 ゼミの時間が終わり、教室を後にする。

「山田くんお疲れー!」

 “でんごりょうこ”と俺は、1年生の頃からゼミの発表でペアを組んでいる。初対面でいきなり「”やまだはじめ”って何か、どこにでもいそうでいない名前だよね」と言われた衝撃は今でも忘れていない。

「全然質問飛んでこなかったね! あれはあれで楽だけどさ、うーん、もうちょっとマイルドな内容にすればよかったのかな?」

 田子良子は地味だ。身長は150cmくらいで、顔は可もなく不可もなし。ファッションも悪くはないがパッとせず、強いて言えば度が入っているのかいないのか謎なデカ眼鏡だけは少しだけオシャレだと思う。

「自分で吐いた血をワイングラスに入れて見せてくるなんて、めちゃくちゃロックだよね梶井って」

 田子良子は「うししっ」と笑う。俺らの仲は良いわけではない。彼女でもなければ友達でもないし、ただゼミの発表が回って来たときだけ助け合う、それだけの関係だ。

「じゃあ俺帰るから。また発表回って来たらよろしく」

「あ、待ってよ山田くん。どうせならお疲れ様会とかしようよ。カラオケ行こうカラオケ」

「いや、前から言ってるけど絶対しないから」

 俺はこのゼミに、田子良子以外話せる人間がいない。田子良子も同様なのは承知しているが、やたらと話しかけてくるのがうざったくて仕方がない。

「同じ孤独を抱える者同士仲良くしようよ」

「お前と一緒にするな」と言いかけたところで、スマホの通知音が鳴った。今日もか。

「どうしたの?」

「何でもない」

「”また飲み会かよ、だりー”って顔してたよ今」

「何で分かんだよ」

「そんなに嫌なら辞めればいいじゃん、サークル」

 田子良子は真っ直ぐ俺を見つめながらそう言った。俺だって、辞められるものなら辞めたい。でも辞められない。もし今サークルを辞めてしまったら、文字通り俺は孤独になる。顔が良いだけで無口でも重宝してくれるこのサークルは、一人になるのが死ぬほど怖い俺にとって絶好の隠れ蓑だった。

「1年生の頃からほぼ休まず行ってるって噂で聞いた頃あるよ。単位とか大丈夫なの?」

 入って1ヶ月もしないうちに、ここはクソの集まる場所だと気がついた。オールラウンドサークルとしての活動よりも飲み会の回数の方が多く、講義の内容は一つも入ってこないのに気色の悪いコールは嫌でも耳に染み付いた。

「じゃあ、俺行くから」

「あ、ちょっと」

 田子良子を振り切り、サークル仲間が集まる食堂へと向かった。


○ ○ ○ ○ ○


「たまにはさぁ、こういうしっぽりした飲み会もいいよね」

「結局俺らだけで集まんのが安定すんだよな」

 歌舞伎町にある行きつけの居酒屋で、2年生だけの飲み会が開催された。今夜ここに集まっているのは、サークルへの参加率が高く、”次期幹部”と囁かれている6人のメンバーだった。

「山田はさぁ、もっと先輩たちに気使わなきゃダメだよ」

「そうそう、昨日も川口さんとか若干キレてたかんね」

「まあ……それは俺自身もわかってるんだけどさ。でも、昨日は本当にゼミの発表で使うレジュメが完成してなくて、やばくて」

「言い訳、聞きたくなくない?」

「ウォウオ!」

 始まった。

「山田? 飲んでなくない?!」

「ウォウオ!」

 恥ずかしげもなく”ピース次期幹部メン”と名付けられたグループLINEに、進級と同時に招待された。この場にいる5人とは割と仲が良いので一緒にいても苦ではないが、やっぱり突然始まるコールとか、女とヤッた下世話な話とか、必修科目の単位を落として再履修していることを自慢げに言いふらす頭の悪さは好きじゃなかった。

「てかさ、山田って文学部に友達いねーんだろ? もう商学部に編入すれば?」

「そうだよ。うちらのサークルほとんど経済と商と総政で組まれてるんだからさ」

「てか文学部って何してんの? 本読んでるだけ?」

 こいつらは人の心に土足で上がり込むタイプの人間だ。

「編入とか面倒だし、本読むの好きだし、友達いなくてもサークルあるし」と俺は言った。

「良いこと言うね〜! じゃあもっと飲んじゃおうか?!」

「すんませーん! テキーラショットで人数分!」

「山田の発表お疲れ様会ってことで! 今日は朝までやっちゃうよ〜!」

 高身長、顔が良い、参加率が高い。この3点だけで、俺は100人以上のメンバーのほぼ頂点に立とうとしている。

 昔から人付き合いが苦手だった。小学校も中学校も高校も上手く人と話せず、ずっと孤独だった。そんな自分が大嫌いで、変わりたくて、所謂大学デビューなのかもしれないけど、精一杯オシャレをして目一杯無理して遊び尽くした。

 その結果俺が手にしたのは、本当に友達と呼べるか怪しい人間たちとの関係による孤独の回避。ただこれだけだった。


○ ○ ○ ○ ○


「ボェッ! ゲボェ! カハッ!」

 気づけば人気のない裏路地で、一人吐瀉物を発射していた。ほとんど寝ずに発表のレジュメを作り上げ、そのまま飲み会に参加したのが祟ったらしい。さっきまで一緒に飲んでいたサークルのメンバーから何件も電話が来ていたが、出る気にはなれず、そのままフラフラとネオン街を歩き回っていると、ライブハウスを見つけた。

「いらっしゃい。お兄ちゃん一人?」

 返事をすることができず、ただ頷く。

「大丈夫?」

 頷く。

「誰のライブ見に来た?」

 出演者一覧表を差し出されたが、誰を見に来たわけでもないのでただ首を横に振った。

「まぁいいや。2500円ね。ワンドリンク制だからカウンターで何か頼んで」

 ライブハウスに来るのは人生で初めてだった。何故このタイミングで、どうして入ろうと思ったのか。重い扉を開けて中へ入ると、歩く隙間もないほど人でごった返していた。何とかカウンターでウーロン茶を受け取り、音楽が鳴る方へとひたすら進む。

 人が多すぎてこれ以上進めない。ステージまでかなり距離があったが、歩くことを断念し、その場から演奏を聴くことにした。一組のロックバンドが、赤とか青とか緑のライトに照らされながら必死で音を奏でていた。星型の青いサングラスを掛けた若い女性が、ギターを掻き鳴らしながら全力で歌っていた。酔いが覚めず歌詞は全く聴き取れないが、女性の声は聴いていて心地良かった。スッと耳に入り込み、鼓膜を抜けて心臓の痒いところを絶妙な強さで掻いてくれるような、そんな心地の良い歌声。

 それにしてもとんでもない人数が集まっている。この人たちは、全員このロックバンドのファンなのだろうか。

「ウチらはさぁ! まだまだ若いけど舐められたくねぇんだよ! 本気でメジャーデビュー目指してやってんだよ!」

 ウォオオオォ!!! と野太い声がライブハウス中に響き渡る。

「『ただの学生バンドが生意気言うな』ってアンチ共に言われることもあるよ!」

 ステージ上で発せられた熱気をマイクが拾い、スピーカーを通してライブハウス全体に拡散する。

「そんな奴らはさぁ! 腹立つから全員目ん玉くり抜いてテメェのキンタマと取り替えてやるんだよ! それがウチの今の夢!」

 聴衆達は彼女の熱を帯びた本気の言葉に絆され、釘付けになっている。

「聴け! 『お前ら全員まとめてファッキュー』!」

 気付けば俺はみんなと同じように拳を高く上げ、訳の分からない歌詞で頭を前後左右に振り続けていた。


○ ○ ○ ○ ○


「隣いい?」

 顔を見なくても分かる。田子良子だ。水曜2限の人文地理学の講義に必ず現れる。そして、必ず隣に座ってくる。

「外ピーカンだね。まだ5月でこれだったら、夏はどうなっちゃうんだろうか」

 ライブハウスで頭を振っていた記憶までは残っているのだが、その後のことは何も覚えていない。気付けば家のベッドで寝ていて、気付けば家を出ていて、酷い頭痛を抱えながら俺は今この講義を受けている。

「結局行ったんだね、飲み会」

「あぁ」

「頭痛いんでしょ」

「分かってるなら話しかけてくるなよ」

「ひどーい泣いちゃお」

 真顔で「えーん」と言いながら、田子良子はリュックから教科書を取り出している。しつこく話しかけてくる友達でも何でもない女より、もっと気になることがあった。それは昨日、あのライブハウスで演奏していたバンドのことだった。微かな記憶を辿りながら、歌舞伎町にあるライブハウスを検索する。ヒットした名前と地図を眺め、確信を得た。今度はTwitterを開き、ライブハウスのアカウントを検索する。

 昨日、あの時間、あの場所でライブをしていたあのバンド。あの女性ボーカルのことが気になって仕方がない。歌詞も意味不明だし、そもそも全然聴き取れなかったけど、学生バンドであれだけの人気を誇っていれば、界隈では絶対に有名なはずだった。

 アカウントを発見し、最新のツイートに添付してある画像をタップする。多分、これだ。

 サイバーパンク・ヤングガールズ……?

「その一番後ろに座ってる男子。スマホをいじるなら教室から出なさい」

 どうやら教授に怒られたらしい。スマホをポケットにしまい、頭を下げる。

「怒られてて草」

 そう言いながら、「うししっ」と田子良子が笑った。昨日演奏していたのは、”サイバーパンク・ヤングガールズ”というロックバンドだった。酔っていたこともあるかもしれないけど、聴いててあそこまでスカッとする音楽は初めてだった。

 もう一度、あのバンドの演奏を聴きたい。講義の内容なんか一つも頭に入ってこなくて、何度もあの女性の歌声を脳内で再生していた。


○ ○ ○ ○ ○


「こんばんはー! サイバーパンク・ヤングガールズです!」

 あの衝撃的なライブから一週間。俺はまた歌舞伎町のライブハウスに足を運んでいた。あの女性ボーカルの声を聴くために。

「よろしくお願いしまーす! ベースのアヤです!」

 前回同様、とんでもない数のファン達が雄叫びを上げる。前回と違うのは、俺が最前列にいるということだ。

「えーっと。みなさんお気付きだと思うんですけど、ボーカルのタコがまだ準備できてません」

 会場の笑いを誘うMC。本当に学生バンドか疑わしいほど貫禄がある。ベースのアヤが言う通り、ステージにボーカルの女性の姿はなかった。

「タコ、今うんこしてます。うんこ待ちってことでもーちょっとだけ……あっ! おせーよタコ!」

 ステージの袖から、星型の青いサングラスを掛けた小柄な女性が駆け足で登場した。

「うんこ待ちのみんなー! タコです! 改めましてサイバーパンク・ヤングガールズです! お願いしまーす!」

 タコがサングラスを外し、客席に軽く会釈をした。唖然とした。タコと名乗るその女性は、間違いなく大学の同級生、田子良子だった。

「嘘だろ」

「うししっ! さっき小腹空いて牛丼食べたらうんこ止まらなくて……」

 目が合う。田子良子が俺を二度見する。手に持っていたサングラスを再び掛けなおし、一息つく。

「あ、えーっと、うんこの話はこの辺にして。とりあえず一曲いきますか! 『月下氷人だるすぎワロ』!」

 理解が追いつかないままライブが始まった。バンドのSNSはフォローしてたが、ビジュアル写真含め全ての写真でタコはサングラスを掛けていた。だから全く気付かなかった。いつもしつこく話しかけてくる大学の同級生が、今俺の目の前でギターを掻き鳴らしながら歌っている。

 前回のように拳を突き上げるような気持ちにはなれず、ただそこに立っているのが精一杯だった。


○ ○ ○ ○ ○


「ありがとうございました! 『香ばし荻窪ガール』でした! 次が最後の曲になります」

 結局、呆然としたまま30分過ごしてしまった。隣で密着しているファンの男は、乗り気でない俺を何度も睨みつけてきた。

「いやー、やっぱり音楽って最高だね」

 拍手と歓声が沸き起こる。

「ウチさ、まだ普通の大学生なんだけどさ、ウチだけじゃなくてバンドメンバーみんなそうなんだけどさ」

 最後の曲に行く前の、最後のMCだ。

「何かこう、自分の好きなことをやりたいなって強く思ってた時期があって、まぁそれもあって今、こうやってライブできてるんだけどね。運も良くてさ」

 静寂が訪れる。

「大体みんなそうだと思うんだけど、いろんな顔があるじゃん。学校での顔と家での顔、会社での顔とかさ。大体みんな使い分けてるでしょ。ウチもそうだった」

 サークルでの顔と、一人のときの顔。

「でもさ、本当の顔って、自分が好きなことやってるときの顔だと思うのね。だから好きじゃないことやってるときの顔って、暗いからすぐわかるんだ」

 田子良子には、全てお見通しだったのだろうか。

「生意気かもしれないけど、本当の顔で生きてほしいんだ。だってその方が絶対キラキラしてるし」

 かつて実現しようと思っていた大学生活には、今ではもう、辿り着くことは恐らくできない。退廃的な生活に慣れ、捨て去る勇気もない。

「好きなことがないならさ、じゃあさ、そしたらさ、まずはウチらのこと好きになってよ」

 拍手と歓声。

「あんたに言ってんだよ」

「えっ」

 田子良子は、真っ直ぐ前を見つめたまま呟いた。誰へのメッセージなのかは、一瞬で見当がついた。

「長ったるく語ったけどつまりはこういうことだ! ウチらの新曲聴いてください! 『ウチの彼氏になりなよヤマダハジメ』!」

 は?

 曲のタイトルを耳にして数秒しても、意味の理解が追いつかなかった。動揺する俺のことは当然気にせず、演奏が始まる。田子良子の心地良い歌声がライブハウスに響き渡る。

「桜の樹の下には 何も埋まってねえんだよ!」

「高身長 顔面最強 まぁまぁコミュ力 全て揃えてるってのに」

 オイッ! オイッ! とファンたちが拳を突き上げる。

「過古にビビって生きる姿は さながら小さな冬の蝿」

「ロックなウチに見向きもせずに 毎日毎日チャラチャラと」

 乗り切れない姿に痺れを切らしたのか、隣の男が強引に俺の腕を掴んで振り上げた。

「孤独の果てに昇天した フリーズした世界の中で」

「喀血の果てに悶え死ね!」

 ドギツイ歌詞が耳から鼓膜、そして心臓へ流れ込む。

「赤血球のワイングラスを 一気に飲み干せ得意だろ」

「泥濘まみれの腐った心 テメーはのんきな患者かよ」

 顔と胸が熱くなる。

「テメーの迷いにレモン爆弾 ウチの想いを喰らいやがれ!」

「抱えてる得体の知れない不吉な塊 全部投げ捨て自由にやれよ」

「テメーの迷いにレモン爆弾 ウチの想いを喰らいやがれ!」

「好きだ 好きだ 好きだ ヤマダハジメ!」

「ウチの彼氏になりやがれ!」


○ ○ ○ ○ ○


「あ、山田くん」

 田子良子が出てきたのは、ライブが終わってから1時間後のことだった。

「名誉毀損にも程があるぞ」

 春の爽やかな空気はとっくに死んでいて、5月特有のじめっとした風が吹き抜けた。

「どうだった? 私の音楽」

 ネオンの輝きに照らされる歌舞伎町の夜は、まさにサイバーパンクだ。

「色々言いたいことはあるけど」

 一息置いて、伝えた。

「最高すぎるだろ」

「うししっ」と田子良子は笑った。

 何かが解決したわけではない。俺はこれから何でもできる気がしたし、何にもできない気もした。ただほんの少しだけ、物事が好転する音が聴こえた。

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