第10話〜人族対策と大陸統一に向けて 後〜
色々バタバタしてて間が開きました
そろそろこの章も終わりの予定です(学校のこと全然やってないからしょうの名前変えるかも)
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国家会議も半ば、一旦お昼にする事になった
「昼食はどんな物ですかな?」
「今回は私が用意しました」
「えっ!エルダさんが!?」
「そうですが、何か文句でもございますか陛下?」
「いっいや特には…」
やべーエルダさん普段ソフィアさんが料理してるから全然した事ないって言ってたのに、大丈夫かなー…
「失礼しますお食事をお持ちしました」
「ありがとうソフィア、皆さんこちらがこちら陛下の国料理でカレーという物です」
「見た目はちょっとあれにゃけど匂いはすごく美味しそうにゃ!」
「おお!こちらはコメですかな!拙者の集落でも育てております!」
「そういえばそうだったね、僕の国の料理は色々な材料を使うからその生産も進めたいな」
「うむ陛下、取り敢えず早く食べようぜみんな待ち切れなさそうだし…」
「それもそうだね、じゃあ食べようか」
いやカレーでよかったー…カレーならどんなに下手な人が作っても…
「陛下、今何か変な事を…」
「いやいや!考えてなんか…」
「なら良いのですが…」
なんだか最近エルダさんが若い女子みたいな態度とってるんだけど…まあ今度ソフィアさんにでも聞いておこう
「にしてもこのカレーとやらは美味いですじゃ」
「ほんとにゃ、こんな食べ物がこの世にあったなんてびっくりにゃ」
「いえ、そちらに使われている食材は全て陛下の魔力から創造された物です…」
『……え?』
「あーやっぱ驚くかー」
「当たり前です陛下…創造魔法がどれだけ難しいか」
「でもみんな水とか火は作ってるじゃん」
「作るだけなら良いんです、それをこの世に留めるのが難しいんです、事実魔法習いたての頃は火を出してもすぐ消えてしまいます!」
「あーまあそうか…とにかく、俺が作った食材だから安心安全だ」
「…いやそうじゃにゃくて…はぁ、やっぱり陛下はすごいにゃ…」
「拙者共もちょっと自信無くしてしまうでござる」
「うーん…まあ良いじゃないか、陛下はすごいそれだけだろ?」
その後もわいわいと食事は進み会議は後半へ
「人族対策だけど来るとしたらどこから上陸すると思う?」
「うーん、やはり西のでかい砂浜だろうな、俺たちの祖先もそこかららしいし、だろ?エルダ殿?」
「確かにそうなんですが…厳密にいうと沖合数10キロのところに6、7個くらいの島が集まっていて最初はそこに上陸した感じですね」
「うーん…大前提として上陸させずに水際で撃退する方針ではいくよ」
「それで良いと思うにゃけど、私らには船がにゃい」
「拙者共も小舟しかないでござる」
「となると早急に船を建造しないと…エルダさん、人族の船ってどんなの?」
「そうですねー…確か大砲ですか?が10〜20個くらい乗っていてサイズも大きかった気がします」
「となるとガレオン船ができてると見た方が良さそうだな…方針変更する必要があるかもしれない」
「なんでだにゃ?船作って魔法で相手の船壊せば良いんじゃにゃいにゃ?」
「多分そこまで近寄れない、半端な船では近寄る前に砲撃されて終わりだよ」
「なら陛下?人魚族の連中に頼んでみたらどうだ?あいつら近海なら泳げるし遠洋でも自前の船を魔法で強化していけると思うぞ」
「大陸統一にも関係するけど、今度の会議でこのことも議題にあげようか」
「あらかた大事なことは決まりましたし、もう日が暮れそうなので他のことについてはまた今度ということで会議はお開きにしましょう」
「そうだね、何か質問とかあったら次回対応するよ」
かくして第1回国家会議が終わったのであった…
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大和建国物語〜The Story of the Founding of the Yamato Empire〜 野田光 @nodalight
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