1-3 文字数なんて、数えてられない!
みなさんは、1話を何文字で仕上げているでしょうか?
「文字数なんか数えてないよ!」
今は、原稿用紙に手書きという方は、ほとんどいないと思いますので、原稿用紙何枚とかは数えず、使用するPCやサイトの登録画面で、文字数が表示されていると思います。
ただ、書き始める前に、文字数を考えて書いている方は、達人なんじゃないかと思います。
自分なんかは、思い付きで1話を仕上げて、登録する段階で、初めて文字数を知るくらいでした。ですから、ネット投稿を始めた頃の1話は、とても長いものでした。
創作論をお書きになっている方の中には、1話の文字数について細かく分析されているものがあります。
自分も、それ等を読んでから、ちょっとは気にするようになりまし。
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『カクヨム』さまに投稿した、「北の虹風 なぞ?なぞ!学校編」の第1校時「評価と成績」は、当初前1話で投稿していました。(今は、5話になっています)
https://kakuyomu.jp/works/16817330663409867065/episodes/16817330663409972211
最初の投稿を読んでいただいた方より、コメントを頂きました。「この作品は、何か所かで切って投稿された方が読みやすい」というものでした。
ありがたかったですね。読んでいただけたうえに、アドバイスもいただけるなんて。『カクヨム』さまに投稿してホント良かったと思いました。
さっそく修正したのが、今、投稿しているものです。別に内容はいじっていません。ただ、区切っただけなんです。
実は、それ以来、自分の作品の1話の文字数を意識するようになりました。
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その後に、投稿した「ベルちゃんのため息」全27話は、すべて1話1000文字前後で仕上げました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330668420483875/episodes/16817330668420537539
書く前に、おおよその話の内容を検討して短く収めるようにしました。最初は、1000文字ぴったりにするようにしたのです。(2~5文字程度は、どうしてもピッタリと収まらなかったので、「…」や「感嘆する文字(あああああ!)」などで、辻褄合わせをしましたが)。
結局、最後はリンクを張ったりするので、ピッタリ1000文字ではなくなりましたが……。
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自分は、読むのが遅くて、目もあまりよくありません。今だと1日に80000文字以上は、コンスタントに読んでいます。
だから、1話の長さは、読むためのモチベーションに影響を受けるのです。
面白い現象を発見しました。
1話が終わるたびに、画面の下矢印を押しますよね。これ、スッゴイ息抜きになるんです。たぶん、本だとページをめくる動作なんじゃないかと思います。
だから、連続で読む事になると、ちょっと疲れるんですね。
ところがです。長くて面白いお話は、連続でも読めてしまうんです。長いんですよ!でも、次から次へと読みたくなるんです。
本でも同じですよね。ページを捲るのが止められないというやつです。
きっと、1話の長さって、どこで読者に『息継ぎ』をしてもらうか、という事なんじゃないでしょうか?無呼吸では、長い距離は泳げませんものね。
きっと、人それぞれで、息継ぎのタイミングは違うかもしれません。
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最近の創作論に、こんなのがありました。
『通勤時間などで、スマホを使って読む人も多いので、比較的短い文字数で話数を稼ぐ方が、読みやすいかも』
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そこで、自分の失敗です。
短かければ大丈夫と思って書いたものは、内容が薄く、あれ?やっぱりつまらなかった!のでした。
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