1-2 行間に共感!
比較的自分は、昔から読書が好きでした。家を建てた時、6畳間を半分に仕切った部屋を自分の部屋にしました。そして、その部屋の一面を床から天井までの書棚にしました。全て本で埋まっています。(半分は漫画ですが、ハードカバーから文庫本まで多種多様です)
こんなに本を読んでいても、気が付かなったんです。
会話文の終わりカッコの前に(。)を付けないなんて。いろいろな方の創作論を読んでから、自分も本を広げて確かめてみました。
やっぱり、どの本も付いていないんです。驚きましたね。
ただ、児童書はその限りではありませんでした。これも、創作論を読んで、つい最近分かりました。
それから、『カクヨム』さまに投稿するようになって分かったのですが、行間を工夫しなければ、読まれないのですね。
創作論で多くの方がおっしゃっているのは、読み手のことを考えないとダメだということです。
特に、ネットで小説を掲載する場合は、読者のストレスを無くさないと、続けて読んでもらえないのですね。
最初自分は、子どもの作文のように、行をびっしり続けて書いていました。
会話文に入る時は、改行していましたが、それ以外は、通常の段落しか作っていなかったのです。
『カクヨム』さまに来て、たくさんの方の作品を読むようになっても、最初は何も気がつきませんでした。
ただ、何となく『読みやすい作品』と『目が疲れる作品』があるなあと思っていたんです。きっと目が悪いからなんじゃないかとしか考えていませんでした。
ところが、創作論を読むようになって、どの方も最初に指摘されていたのが、行間でしたね。びっくりして、自分の作品を見たら、間なんてどこにも無かったのです。
これじゃあダメですよね。
慌てて、いろいろ直しました。会話文と地の文の行間を空けたり、意味のまとまりで行間を空けたりしました。頑張って空けたんです。いっぱい空けましたよ~。
それで、また、失敗したんです。
会話文の中も空けたんですよ。一人の人がいっぱいしゃべるんですよ。だから、読み難いかなと思って、空けました。
調子に乗ったので、(。)でないところでも文を切ってしまいました。
詩みたいになったものもあります。
どうも、会話文は、続けて書いた方がいいみたいですね。変なところで切ると余計にわかりにくいようです。
というか、自分の作品は、時々、無意味に一回の会話が長すぎるんだと思います。ちゃんと精選しないとだめなんですね。
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