第4話 二つの石と初異変
心地よい朝日が差し込む、スマホのアラームが鳴り俺は体を起こす
「あぁ゛」
俺は朝が弱い、何でアラームなんて…かけたつもりなんて無…"異変"?…無いか昨日変なことがあったせいで思考が変になってるのか?
俺がスマホをつけると9:51という時間と見たことないアプリから通知が来ていた、何気なくアプリを開くとメッセージが来ていると表示される、メッセージアプリなんだ、これいつ入れちゃったかな…取り敢えずメッセージを確認する
7:54
アプリで連絡を取ることにしたのじゃ
じゃから神様権限で勝手に入れさせて貰ったのじゃ!
8:00
すまぬ、"災い"について説明するのを忘れていたのじゃ
8:02
儂の予測だと"災い"は
・同時には来ない
・段々大きくなる
・お主には妖怪の類いが多く集まる
・そして"災い"は何時来るか予測できず、比較的、被害が少ない者もあるのじゃ
10:00
既読付かぬの携帯はあまり開かぬのかの?
15:00 K.I
丑三つ時じゃからな気を付けるんじゃよ、アラームをセットしといてやるのじゃ異変が起きたりしたら鳴るようにしとくからのぉ!気を付けるんじゃよ!
15:23
あっ
15:24
儂が渡した石ちゃんと持っておくんじゃぞ?それだけでも効果あるからの
メッセージの送り主の語尾から察するに昨日の馬鹿だろう、いや本当に、幻覚だと信じたかった…そっかぁ日を跨ぐ幻覚も有るんだなぁ(現実逃避)
…アラームお前かい、はぁガチで眠い
…石、石か何処やったっけな、
………縁側だわ
俺は縁側に視線を送るそこにはプルプル震える魔除け石?と何かを伝えようとしているのか、光ったり消えたりする福寄せ石?が二つ並んで放置してあった。
…よく見てみると福寄せ石の上から剣が出てきている
「何あれどうなってんの?」
構造上あり得ないのだ手のひらサイズの石ころから剣(よく見たら刀だな)がニョキニョキ生えて来ているのである
…取り敢えず引き抜く
「かっけぇな」
刀といば日本男児の憧れであるボディがエクセレントでビューティフォー何だよなぁ…
んあ?てかこの石から出てくるってことは刀が異変解決に必要ってこと?やばくね?俺戦えないよ?
…取り敢えず警戒
しばらく経って俺の目の前に現れたのは…
スライムのような形容しがたいナニカである
非現実的なものに何故同様しないのかって?同様してるよ?足スライムっぽいナニカと同じくらいプルプルだよ?
…プルプル震えていてちょっと可愛いかも、でも俺が寝てたら窒息させてくるよなスライムっぽいし、アラームに感謝だな、後あの狐にも。
怖いが取り敢えず刀で斬ってみる
「ドリャァ」
スライムっぽいナニカがプシュと鳴きながら霧散していく
「まぁ~チュートリアル見たいなもんでしょ余裕だな」
そう調子に乗って発言してみるも足の震えは止まらなかった。
俺に降りかかる災厄(仮タイトル) 豆に打撲 @mamedaboku
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