1ヶ月半くらいかけてやっと追いついたー!
それにしても、本当に毎回手を変え品を変え、一つの食材でもいくつものパターンで楽しんだかと思えば、新たな食材でまた様々なメニューを提供し、途中からはデザートやお酒にもかなり力を入れて、本当にありとあらゆる料理をこれでもかというほど見せつけてきてくれます。
恐ろしいのは、毎回のメニューのかぶりが圧倒的に少ないという点。
ズボラな人間なら毎回ワンパターンな調理になりがちなものを、実に様々な調理方法で食材を調理しており、本当に食の多様性というものにただただ感嘆とするばかりです。
これは作者様が料理や食事に対して本当にリスペクトをしており、かつ楽しんでいるという証左に他なりません。
また一方で、異世界の食材の特殊性に驚いたり、互いの世界の食文化事情について交流したりと、現代×異世界ものならではのギャップコメディも満足するレベルで充実しています。
異世界の食糧事情がどんどんと発展していく様子に、シミュレーションゲームでの成長を見守るプレイヤーのような気分に浸れること間違いなし!
あと山芋、君は運命を呪って泣いていい。
いやぁ、飯の多様性の最高地点である日本に生まれてよかったぁー!
食事を心から楽しむ民族である日本人に生まれてよかったぁー!
飯テロを求める日ノ本の者どもよ、お主らの求める者はここにある!
刮目して読み進めよ!