雲の虚ろ
憑弥山イタク
雲の虚ろ
虚ろは泣き止むこともなく、
ひたすら水面を打ち叩く。
雲の衣を脱ぎ捨てば、
あの陽は何処と天仰ぐ。
瞼の隙間に写るのは、
虹か夜空か或いは蒼か。
曇天裂けぬは今日の空、
淡き斜光も、夢のまた夢。
雲の虚ろ 憑弥山イタク @Itaku_Tsukimiyama
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます