栗の蕊 初夏の陽浴びる ナイアガラ


 栗のしべ 初夏の陽浴びる ナイアガラ



 栗と言えば秋の実りの時期のイメージが強いと思うのですが、今時期は、樹上に長くてクリーム色の雄花序ゆうかじょが無数に房状に垂れ下がっていて、なかなかに壮観です。


 ああこれは、夏の花火大会の最後の方で放たれる「ナイアガラ」と言う滝状の花火に似ているな、と思いました。


 栗と言う植物の勢い、と言うか、生命力を感じる風景です。雄花序ゆうかじょが長ければ長いほど、大きくて甘い栗が実るんだろうな、と勝手に想像してしまいます。

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第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部【一句部門】 知良うらら @Chira_Urara

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